入社1週間 辞めたい!40代転職うつ病男が辛くても仕事できなくても頑張れた理由
こんにちは~ 、こたつ(@kotatsu_blogger)です(∩´∀`)∩
転職(再就職)が決まって、2022年4月7日から温泉旅館で働き始めました!
ここ2週間くらい、新しい環境になかなか慣れず、また単身赴任ということもあり、ガラッと生活が変わってしましました。
案の定ブログの更新もままならず、この記事で今月はようやく4本目の投稿となります。
不安障害という心の病気を抱え、精神的に不安定な中での転職。
入社3日で、すでに辞めたい病を発症しました(笑)。
でも、なんとか持ちこたえることができて、1週間、10日と …… 過ごすことができています。
そういうわけで、今回の記事は、
メンタルへなちょこ45歳うつ病野郎が、転職・入社を経て1週間を頑張れたストーリーをコンセプトに書いてみようと思います!
- 40代での転職 簡単?厳しい?
- 入社して1週間 感じたこと・心の変化
- 入社して1週間 努力したこと
- 1週間続けるために助けられたこと
- 40代の転職について
- 45歳で感じた入社1週間の “不安・恐怖”
- 入社1週間 心はどう変化してきたか?
- 入社1週間 仕事を覚えるために努力したこと
- 入社1週間 頑張れたこと・感謝したいこと
- 40代の入社 今後の会社人生を考える
- 入社1週間が勝負です!
いっぬ
40代の転職について
40代の転職は、かなり厳しい状況であることを痛感しています。
転職することを目指すのはもちろん自由。
それを “新たな挑戦” と捉えるか、“現状からの脱却” とするのか。
転職のキッカケに善い悪いはないと思います。
重要なのは、まず、転職先が見つかるかどうかです。
続いて、今後その新しい会社(職場)でやっていけるのか。
普通にハローワークや転職サイト等でイチから職探しするのであれば、40代の転職というのは最初からいろいろな部分でハードルが高いです。
40代からの職探し<心構え>
40代という年齢について。
非常に中途半端な年齢だと感じています。
わたしの場合、前々職で管理職でしたから、責任ある立場でこのような仕事をしていた・経験があるということを、当然、職務経歴書に書きます。
しかし、正直に職務経歴書に書くことで、事態は少し厄介な方向に進むように感じていました。
これは憶測ですけど、わたしの経歴を見て、『こいつ、うちでどんな使い方しようか?』と考えます。
業務の改善や売り上げアップのため、管理者候補・即戦力として捉えてくれるのは有難いんですけど、そのような捉え方をされると、いきなり入社初日から業務がハードになります。
今までの経験から “ある程度完成されているよね?” みたいな目で見られるというか。
未経験者なら1から10まで丁寧に教えるけど、“6~7くらいの段階からスタートしてもできるよね?” という認識を、“職務経歴書” は与えてしまっているんではないだろうかと考えています。
これが嫌なら職務経歴書や履歴書には変なことを書けないと思っちゃいますね(笑)。
でも、ちゃんと今までの経歴を示さなければ、40代からの再スタートなんてハッキリ言って評価されません。
40代からの転職というのは、社会人生20数年の経歴・経験を買われる。
若者や未経験者のように、成長の場は与えられず、初日から最前線へ放り込まれます。
- 『40代は仕事ができて当たり前』
- 『最初から会社運営に貢献できる人材』
- 『40代の人材を会社のためにどう使っていくか』
先方の人事担当は、このような感覚をもっていらっしゃるようです。
こちらとしては、新しく入社したばかりなので「さすがに3ヵ月は業務を理解する時間が欲しい」とか思います。
でもこういう考えは相当甘いようです。
「40過ぎてんだから、1週間でその会社のルールを覚えて、あとは現場や最前線で活躍してくれ」と突き放される。
そんなイメージです。
- そういう覚悟や準備ができていますか?
- 業務の流れを覚えたら突き放される。
- 即戦力になって “当たり前” 。
まったく脅すつもりはないんですけど、現実にこのような世界であり、転職を目指す方はその世界で生き抜く覚悟を持っていないと、圧し潰されます。
45歳で感じた入社1週間の “不安・恐怖”
わたしは45歳で『不安障害』という心の病気を発症しており、今もなお闘病中です。
家族の援助や自己トレーニングの甲斐あって(当ブログでも励ましのコメントなどいただき勇気づけられました!感謝です!)、現在は快方に向かっています。
しかし、“病気の再発” とまではいかないまでも、環境の変化や職場の人間関係に翻弄されてダメージを受けています。
精神状態は、まだ少し不安定です。
不安障害の症状(わたしの場合)
・新しい環境や人に対する緊張が大きい
・叱責にめっぽう弱い
・叱責されると頭の中がパニックになる
・辞めたいバックレたい 逃げ癖が出る
・緊張や不安で眠れない
・息切れ動悸が激しい
わたしの場合、病気を理由にするわけではありませんが、このようにダメージが大きく、健全な精神状態とはいえない中で、入社して1週間を過ごしました。
入社1週間で感じた不安要素を、理解して対処する
そうは言っても、自分のことなので、いちいち誰かが助けてくれるわけではありません。
病院に相談しても、抗うつ薬を処方されて、様子を見てくださいと言われて終わり。
根本的に、自分が苦しんでいる原因に向き合って、その上でできる限り対処していくことが、不安や緊張といったネガティブな感情を和らげる最善の策だと考えています。
わたしは新しい職場でどのようなことに不安を感じているのか。
少し整理してみたいと思います。
- 業務スケジュールを組み立てられていない
「何時からこの業務に取り組む」「この時間になったらこれをやる」といった1日の流れをまだ理解していない。 - 重要な業務のポイントを理解していない
「この業務では、こういうことに細心の注意を払わなければならない」という重要度のポイントを理解していない。 - 他の社員の性格や接し方を理解していない
禁句もあれば、何気ない態度を面白くないと感じる人もいるでしょう。かといってペコペコするのもわざとらしいし。 - 社内や業務のルールを理解していない
物の置き場所、休憩のタイミング、特定の人が日々行っている業務などなど…、ルールみたいなものがあるけど、まだ感覚を掴めていない。
わたしが不安に感じていることは、他にももっとたくさんあるんですけど、なるべく早めに理解して対処していく必要があるものは上記についてです。
自分の仕事だけを覚えて、対応できるようになれば良いというわけではありません。
違うセクションを手伝うこともあるし、やはり人との関係も良好でなければ業務そのもが円滑に進まなくなる。
ですから、
ピンポイントで業務を理解することも大事。
あわせて、全体的な流れやルールも覚えていく必要もあります。
また、これらは同時進行で体得していかなければなりません。
入社1週間で感じた恐怖を、理解して対処する
上記のように『不安』は、“分からないこと” に対して抱く感情です。
言葉にすると、『分からないので、できるかどうか不安です。』と言っているようなもの。
これらのことは、遅かれ早かれ、時間と業務量に比例して解決していくのだと思っています。
もちろん、勉強やおさらいをして自己トレーニングすれば、さらに短期間でマスターできるはずです。
自ずと不安も小さくなって気にならなくなるでしょう。
似て非なる感情のひとつに、『恐怖』があります。
怖いと思う感情ですが、これも分析して理解することで、対処できると考えます。
わたしは、こういうことに “恐怖” を抱きます。
- 学んだことでも失敗をしてしまう
これはよくあることかもしれませんが、1回2回教わったからと言って、未来永劫パーフェクトにミッションをクリアできるかと聞かれたらそんなことはありません(笑)。失敗は誰にもあると思いますが、失敗したときの先輩や上司の冷たい態度に恐怖を感じます。 - 職場の先輩の機嫌が悪い(気を遣う)
これは自分のせいでなくても、機嫌の悪い人が1人いるだけで、周囲の雰囲気を悪くさせますね。最悪、そこでミスをした場合とばっちりを喰らうかもしれません。
こちらもそれだけのことでパフォーマンスが悪くなるので、怖いなぁと思ってしまいます。 - 無視される・他人行儀な態度
昨日あんなに親しく話してくれたのに、なぜか今日は敬語だったり(笑)。どこか虫の居所が悪いのかもしれないけど、あからさまに態度で攻撃してくるのは恐怖です。 - 間違いに気付いていない
自分が今やっていることが、本当は求められていることと違うんじゃないかと思うことがあります。同時にいろんなことをやる、マルチタスクを求められる仕事ならなおさらそう。優先順位が明確になっていない。 - 出社時刻になるのが怖い
『不安』も『恐怖』も、多くを抱いていると、そもそも出社するのが嫌になります。家でリラックスできるのも束の間、出社時間が迫ってくることそのものを恐怖と感じるようになってしまいます。
正直、「恐怖」の原因の9割以上は、“人間関係” です。
入社して1週間やそこらでは、お互いの信頼関係も構築されていません。
同じ社の仲間といっても、まだまだ “赤の他人” という雰囲気をまとっています。
こればっかりは自分一人の問題ではなく相手がいてこその話。
ですから、時間をかけゆっくりとでも円滑な人間関係を構築していくほか解決策は見当たらないと考えます。
現場仕事ならなるべく一緒に作業するとか、休憩時間には積極的にコミュニケーションを図るなど、そういう努力は必要です。
不安・恐怖を和らげる努力
ここではそれらの問題に対して、わたしがどのように一日を意識しているかまとめてみました。
04:00 | 起床 | 不安緊張 目覚める 瞑想などで落ち着く |
05:00 | 昨日の業務振り返り | メモを見返して復習 |
06:00 | 余暇・身支度 | リラックスタイム 出社の準備 |
07:30 | 朝食 | 従食(まかない) 一緒に食べる人と コミュニケーション |
07:50 | 始業 フロント業務 チェックアウト業務 |
メモを片手に何時に 何をやるか確認 教わった事随時メモ |
10:00 | 清掃業務 | 客室、館内の清掃 ひたすら作業に集中 |
11:30 | 休憩(14:00まで) | 午前中の業務まとめ 注意された事や 初めて教わった事を 中心に精度を高める |
14:00 | チェックイン準備 | 館内・客室の点検 書類関係準備 顧客情報確認 等 |
15:00 | チェックイン業務 | 教わった事随時メモ |
17:30 | 夕食会場準備 | 夕食会場の設営 等 |
18:00 | 夕食会場での 接客業務 |
教わった事随時メモ |
19:30 | 夕食 | 従食(まかない) 一緒に食べる人と コミュニケーション |
20:00 |
片付け・皿洗い |
教わった事随時メモ |
21:00 | フロント残務 終業 |
翌朝チェックアウト 準備 データチェック |
21:30 | 入浴 | セルフマッサージ |
22:00 | 余暇 | メモを見返して復習 必要に応じて 自己マニュアル作成 |
24:00 | 就寝 | 体調悪かったら服薬 |
こんな感じで1日が流れています。
表にまとめるとどこにでもあるような光景です。
わたしは寝ているとき以外は、絶えず不安や緊張でドキドキしていました。
これも病気のせいだと、最近では割り切られるようになってきましたけどね。
本当は、すぐにでもその場から逃げ出したいくらいしんどい時間です。
負の感情とどのように闘っているのか
『緊張』『不安』『恐怖』…… これらの感情は、入社したばかりで初めのうちは誰もが抱くイヤ~な心境のひとつだと思います。
しかも、現時点でそれらの克服法は、“経験の中” でしか対処できないものだと考えます。
すなわち、嫌だ嫌だと思いながらも、1日1日を積み重ねていくほかありません。
そうしているうちに、対人関係のことであれば相手の癖や人間性を理解できるようになる。
業務についても失敗や注意されるポイントを見極めながら自分自身の過ちに気付いていくものなのでしょう。
こればっかりは、一長一短というわけにはいきません。
少し時間をかけて解決していくものだと思っています。
時間が必要といいつつ、そんな中でも改善のために努力できることはあります。
不安や恐怖を和らげる努力
1. 対人関係
基本、悪い人はいないと信じる。
へそ曲がり、気分屋が多いだけ。
その人のご機嫌ポイントを知る。
興味が無くても話に付き合う。
2. 業務について
理解できるまで反復練習。
必ずどこかでステップUPできる!
予習、復習を日課にする。
3. プライドと闘う
40代でも恥をかく勇気を持つ。
笑われてもバカにされても良い!
思ってるほど期待されてない。
他人は他人・自分は自分
精神論っぽくなっちゃいますけど、わたしは上記のことを念頭に置いて物事を考えるようにしています。
あまり大げさに低姿勢である必要はありませんが、学ぶ立場の人間としての振る舞い方というのは大切にしています。
ただ、職場(その人)によって、「ありがとうございます」とか「申し訳ございません」といった言葉を、“言われ慣れていない人” もいるようです。
だから極端に低姿勢になってペコペコするのは、かえって反感を買う場合があるので、それなりの対応で良いのかなと思ったりもします。
実際わたしも、何かにつけて「ありがとうございます!」って連呼してたら、「同じ社員同士なんだからいちいちそんなこと言うな」と注意されたことがあります(笑)。
とても素敵で温かい言葉だと思うんですけど、受け取る側にとってみたら、必ずしも気持ちの良い言葉ではない場合があるようです。
入社1週間 心はどう変化してきたか?
実働1週間の心の変化
ここでは実働1週間で、心の状態(不安・恐怖心)がどのように変化していったかをまとめてみます。
4/7 初日 |
入社・業務初日 レクリエーション フロント業務 |
前日ほぼ寝れず 緊張、不安MAX 常に頭の中が 真っ白の状態 覚えること多すぎ |
4/8 2日目 |
フロント業務メイン メモ見返しながら業務 1つの処理能力遅すぎ 効率より確実な業務を 心がけながら |
前日ほぼ寝れず 緊張、不安MAX 抗うつ薬服用 |
4/9 3日目 |
フロント業務メイン メモ見返しながら業務 徐々に細かい業務も 教えてもらう 業務量が増えてくる |
叱責・注意が増える 前日ほぼ寝れず 緊張、不安MAX 抗うつ薬服用 |
4/10 4日目 |
フロント業務 清掃業務 レストラン業務 他部署での業務も 徐々に増えてくる |
叱責・注意が増える 睡眠4時間ほど 緊張不安 少しだけ 和らいでくる 抗うつ薬服用 |
4/11 ~ 4/12 |
休み・帰省 | 田舎に帰り 束の間の休息 ほぼ寝て過ごす |
4/13 5日目 |
フロント業務 レストラン業務 |
叱責・注意が増える 前日ほぼ寝れず 緊張、不安MAX 抗うつ薬服用 苦手な人が現れる |
4/14 6日目 |
フロント業務 清掃業務 レストラン業務 |
叱責・注意が増える 睡眠4時間ほど 緊張不安 少しだけ 和らいでくる 抗うつ薬服用 |
4/15 7日目 |
フロント業務 清掃業務 レストラン業務 |
叱責・注意が増える 前日4時間ほど寝れた 緊張、不安 少しだけ 和らいでくる 抗うつ薬服用 |
今回は、入社して(実働)1週間の心の変化をまとめました。
ここでわかることは、1週間やそこらで、仕事内容を理解できるわけもない。
不安や緊張もほぐれるわけでもないということでした(笑)。
当たり前だと思います。
とはいえ、40代の中途採用は、多くのことが求められるので、できないことや失敗に対して周囲はあまり寛容的な態度ではなく、先輩や上司から普通に怒られます(笑)。
心身の状態はどのように心は変化していったか
入社間もない状況で、心の状態は不安定なのは致し方ない。
その中でも自分のことを丁寧に見つめていると、小さな心境の変化が現れていることを知れます。
わたしは日々強くたくましくなっていく過程を楽しみたいと思っているので、いくつかの項目を定めて、それらを数値化しています。
もちろん浮き沈みはあるものの、ここが弱いから緊張や不安が高まったとか、このミスさえなければもう少し良い気分でいられたんじゃないかと、ピンポイントで原因を見つけられることにも役に立っています。
ブルーの棒グラフが、いろんな指標のアベレージで “総合評価” です。
これが伸びれば伸びるほど、「10」の値に近づくほど、評価は高くなっており、おそらく精神的に安定していて仕事にも不安なく対処できている状態といえます。
現在は、10段階中 1.2~1.3 をウロウロしていて自己評価は低い。
でも、入社初日の0.6くらいのレベルから比較すれば、1週間の短期間だとしても少し成長が見られます。
気持ちが楽になってきた瞬間はあったか
気持ちに余裕がないと、楽になる感覚はまず意識できません。
誰かに冗談を言われたりこちらも冗談を言ったりで、その瞬間は和むかもしれません。しかし余裕がないと、3秒後にはもう笑顔は消えています。
これもやはり、時間の経過とともに変わっていくものと思います。
入社して1週間経過して「気持ちが楽になってきたなぁ」とは、まだ感じられないです。
でも、怒られたり注意されることに、いちいち凹まなくなってきました(笑)。
自分のミスや雑な仕事に対し注意・叱責されることはよくあるんです。
注意・叱責する人はだいたい決まっていて、きっと、『言わずにはいられない性分』なのだろうと思っています。
わたしも経験があります。
できれば間違った方向に進んでほしくない、間違って理解してほしくないという想いが、注意や叱責という行動で表現するのだと思います。
もちろん行動を改め、同じ注意をされないよう努力します。
ただ私も、いちいち100%真に受けて落ち込むのではなく、その人は『注意5割・言いたがり5割』の人なんだろう、と割り切ることにしてます。
わたしに注意・叱責することで、その人が少しでもスッキリできるのならどうぞわたしを捌け口にご利用くださいってなもんです(笑)。
こちらが凹もうが、怒ろうが、所詮人なんてそう簡単には変わりません。
で、あれば、自分自身が変わったほうが(柔軟な対応をしたほうが)、一番手っ取り早いし、楽ですよね。
そうこうしているうちに、時間が経過して、お互いが打ち解けて、仕事も対人関係も円滑になっていくものと信じています。
入社1週間 仕事を覚えるために努力したこと
業務を覚えるために、どのような取り組みをしたか。
前述のとおり、『不安』や『恐怖』の根源は、業務内容を理解していないことにあると考えています。
延いては、そのことが原因で、
- 注意される・叱責される
- 注意・叱責する人が怖い
- 口うるさく言われたくない
- それが嫌なので早く仕事を覚えたい
- だったら努力しなくちゃ!
と、いう風になるわけです。
走り書きのメモをまとめる
わたしは、業務中にあれこれメモを取ったものを、まとめる(整理する)という作業を行っています。
これは多くの方が新入社員時代にご経験されていると思います。
早く覚えるには、この方法しかないと思っています。
で、メモをまとめている最中に、1日の行動を頭の中でイメージして振り返る。
答え合わせをしていく感じでしょうか。
新しく教わった業務の発生ごとにまとめても良いと思います。
わたしが効果的だなぁと思ったのは、時系列で、何時に何の業務をするかというタイムスケジュール方式でまとめていく方法です。
実際の業務ではハッキリ言って、いつ何をするのかもよく分かっていません。
仕事を覚えて要領が良くなり、マルチタスク的にいろんなことを同時に考えられるようになってくるかとは思います。
でもこれは、いずれそういう時が来るという話し。
それまでは、マニュアルじゃないですけど、時系列で教わった事をその時間に当てはめていって、一日の流れをなんとなく掴んでいくのが良いかもしれませんね。
イレギュラーな業務やテクニックが必要な事も、時には舞い込んできます。
そういう複雑な業務等は、基本の業務に肉付けして、徐々に形作っていけば良いと思います。
まだ1週間だから!
とはいえ、まだ1週間。
業務の流れを “なんとなく” 理解してきた段階だと思います。
言ってみれば、失敗や前職との違いを経験するなどして、徐々に新しい職場に慣れていってほしいと思います!
わたしもこの時点で、入社してまだ実働11日しか経過していない超ペーペーです(笑)。
これから3週間、3ヵ月、1年 …… と経験を重ねていくと思います。
それと並行して、定期的に、このような心境の変化や仕事の経験談を書かせていただきたいと思っています。
この記事を読んでくださっている方と、わたしとでは、職種や活躍する世界は、もちろん違います。
それでも、感じる苦しみや悩みは共感できるものと思っています。
こういった記事が、同じ心境で戦っている方々に少しでも役に立てば、わたしは本当に良かったと感じます。
入社1週間 頑張れたこと・感謝したいこと
恥ずかしい話ですが、入社3日目でわたしは “辞めよう” と思いました。
結構、本気で考えました。
「不安障害」という心の病気のせいもあると思います。
「不安」「緊張」「怖い」…… 絶えず、このような感情に苛まれて、まるで生きている心地がしませんでした。
3日目で、雇用保険や年金の手続きも済んでいないし、いてもいなくても変わらないなら、辞めても会社にもそれほど迷惑がかからないだろうと思いました。
変に1年2年務めている状態で辞められるほうがよほど中途半端というか。
だから、妻に「ごめん、つらい。辞めていい?」と何度も相談しようとしました。
でも、今は何とか、“辞めたい病” のピークを脱し、続けられています。
意志が弱く、すぐ逃げたくなる。
そして自分にメチャ甘い!
そんな情けない45歳のおっさんが、今は、なぜ「もう少し頑張ってみよう」と思えるようになったのか。
これにはいくつかのキッカケやターニングポイントみたいなのがありました。
簡単にご紹介します。
Yahoo!知恵袋の言葉に救われた
入社3日目で強烈に辞めたくなったとき、わたしは、同じように考えている人や環境が似ている人を、Yahoo!知恵袋で、『入社3日 辞めたい』というキーワードを入力して探しました。
なんというか、
入社3日目でも辞める人は辞めるよね?
甘い考えだけど、逃げてもいいよね?
と、自分の気持ちを正当化できる言葉を無理やり探していたんだと思います。
“ベストアンサー” に選ばれる回答は、
そういう内容のものが多かったです。
質問者さんの職種や悩みも多岐にわたり、わたしのそれと合致するものは少なかったんですけど、大きなくくりでは「入社3日 辞めたい」人の質問なので、非常に参考になりました。
「入社3日 辞めたい」というキーワードに引っかかる、いろんな質問を読んでいると面白い回答に巡り会えました。
今、あなたが抱く「辛い・苦しい」という感情は、今のあなたに課せられた試練です。
人間は生まれてから死ぬまで、何かの試練を乗り越えていくようにできている。
今あなたの目の前に立ちはだかる問題や試練は、あなたが成長するために今必要なことだから起こっています。
これを乗り越えることで成長できるし、より豊かな人生が訪れるでしょう。
みたいな、内容の文章でした。
実はこの回答が掲載されている質問が見つけられなくて原文を引用できませんでした、スミマセン(笑)。
でもわたしは上記のような意味のことを書いてくれていると捉えています。
何かの宗教の信者さんか、独特な世界観をお持ちの方の言葉だと思います(笑)。
だけど不思議とその言葉が腑に落ちました。
「あぁ、わたしに足りないことが、病気として現れて、不安や恐怖の感情として襲いかかってきているのか。」
「今わたしは、これらを乗り越える時期にいるんだな。」
都合よいかもしれませんが(笑)、そんなふうに受け止めることができました。
そうすると、不思議と小さなことでクヨクヨしていることが、どうでも良くなってきたというか。
どうでも良くはないんですけど(笑)、この苦しさに “あらがう” というよりは、“受け入れる” 方向に気持ちがシフトしていきました。
あまり良くない言い方をすれば、『諦める』というのか。
苦しさも、しんどい気持ちも、今は流れに身を任せて経験しておいたほうが良いのかなと。
そういう風に、思うことができました。
妻の存在
これはデカいです。
大切な人の存在というものは、本当に偉大なものです。
再就職できても、まだ給料をいただいていません。
情けないことですが、2月から収入が途絶えているので、今日まで約2ヵ月間、生活費などを妻には面倒を見てもらっています。
妻も決して高い給料をいただいているわけではないのですが、いろいろと工面してくれました。
こういう状況にあって、わたしが「不安」とか「怖い」とか、「だから辞めたい」なんて考えてはいけない。
まずは1日でも長く働いて、1日でも早く妻にお金を返さなくてはなりません。
就職・転職に不利な40代という年齢になり、奇跡的にご縁があって働き始めた職場なので、そもそもこのチャンスを逃してはいけない。
仮に今辞めてしまったら、また同じことで苦しむだけです。
Yahoo!知恵袋の言葉ではないですが、辛いのは今だけだと割り切って、その先の充実した未来を手に入れるまで多少我慢しながら頑張るほうが、本当の意味では楽なのかもしれません。
妻に助けられていることは、金銭面だけではありません。
ただそばにいてくれるだけでも幸せな時間を感じられます。
現在わたしの職場は県内にあるのですが、車で片道1時間30分ほどのところにあるため、単身赴任しています。
ですから休みの日だけ地元に帰ってきて、妻との時間を過ごすことができるので、余計にその有り難さを感じることができています。
毎日当たり前のように隣にいるときは、妻のことを空気のように感じていました。
不思議なもので、限られた時間の中でしか会うことができないと分かると、その大切さ、愛おしさが身に沁みます。
これもまた、わたしの人生の中で、必要な試練のひとつなのだと思います。
日々成長していくことを楽しむ
何も考えずに、漫然と1日を過ごすのはナンセンスです。
どんなに些細なことでも、成長しているところを探しましょう!
先ほどの、心の変化を表したグラフではないですが、自分でも気付かないようなレベルで日々着実に成長しています!
成長とは、あなたにとって『仕事を覚えた』ことなのか、『人間関係が円滑になった』ことなのかは分かりません。
それでも色んな側面から見つめてみると、今日は「こういうことがうまくいった」とか、「また同じミスをしたので明日は気を付けよう」とか、小さな気づきがあるものです。
良かったことはさらに伸ばし、難しかったことはリベンジを目指すなど、何でも前向きにとらえることできっと少しずつ成長していくものと信じています。
先ほどのようにグラフなどで “可視化” できれば、目に見えて成長を感じられます。
こういうことをどんどん楽しんでいけばよいのかなと思います。
40代の入社 今後の会社人生を考える
最初の、『入社3日で辞めたい』という、逃げたい期のピークは脱したものの、ことあるごとに壁にぶつかれば、依然としてまたそういう感情が芽生えてくるかもしれません。
なので、そういうときに、気持ちが激しく沈まないように準備しておきたいです。
わたしが患っている病気は、精神が不安定になりやすいので、人一倍メンタルトレーニングや物事を咀嚼して理解する努力が必要です。
これらを肝に銘じて、残りの人生を丁寧に生きていきたいと強く思っています。
メンタルトレーニング
心の状態を強くすることは、社会で生きていくうえでどうしても必要なことです。
病気だから、打たれ弱いから、緊張しぃだからと、今までは逃げてばっかりの生き方でした。
しかし、逃げたところで、誰も助けてくれない。
状況はどんどん悪化する一方でした。
生きていれば壁にぶつかるし、嫌な経験もしなくてはならないです。
そのときに乗り越える力は、まさにメンタルの強さだと実感しています。
このブログでもいくつか記事にしたものがありますが、メンタルトレーニングとして効果のあるものがいくつかあります。
これらは、実際にわたしの心を強くしてくれました。
そのおかげで、転職に踏み切ろうと思ったし、不安と緊張の毎日ですが、現在も会社を辞めずに頑張れています!
心の状態バロメーターを意識する
上記で「心の状態」の変化をグラフで可視化しましたが、まさにこういうツールがあると便利です。
瞬時に振り返りができるし、足りない部分や弱い部分を確認できるので、細かな軌道修正が可能になります。
そして何より、時間が経過するとともに、精神が安定していく・少しずつ成長している様子が確認できます。
わたしの場合はスプレッドシートで、いろんな項目を数値化して、それをグラフにしています。
分からないけど、こういうのに似たようなアプリとかもあるかも知れません。
ぜひ探してみて、もしそういうのがあれば活用してみるのも良いかも知れませんね!
入社1週間が勝負です!
3日で辞めたくなる。
1週間続けたら、少し頑張ってみる気になってきた。
2週間続けたら、業務にも人にも少し慣れてきた。
人間なんて、そんな感じですよね。
基本、わがままです(笑)。
辞めるか、続けるか、その分岐点は3日でしょう。
長くても1週間。
言ってしまえば、1週間続けたられたら、きっとその先も続けられると思います!
せっかく1週間、辞めたい気持ち、苦しい気持ちと闘いながら過ごしてきたんですもの。
ここまで頑張れたことを、絶対に無駄にはしたくないですよね!
- 40代の転職は「覚悟」が必要です!
- 入社後1週間の振り返りをしてみよう!
- 1週間の「成長」を感じてみよう!
- 不安や恐怖 …… これらの感情は
今の自分に与えられた試練です! - 怒られても、恥をかいてもいいじゃない
それが今の自分を成長させてくれる!
わたしもまだ駆け出しです。
今日で、ようやく実働13日となりました。
まだまだ右も左も分からないような感じです(笑)。
日々緊張!日々不安!日々逃げ出したい!
でも、それ以上に、いろんなことのために頑張らなくちゃいけないから、頑張ってます!
うまいことは言えませんが、きっと大丈夫!
きっと良くなっていきます(*^^*)