【風呂嫌い】はうつ病あるある?“嫌い”じゃなくて今は“難しい”だけなんです!
この2日間私はお風呂に入っていません。
風呂が嫌いというか…億劫というか。
それには私が抱えている “ あの病気 ” が理由 だと思っています。
今日のエントリーでは、タイトルにもなっている「風呂嫌い」の原因のひとつを少しお話させてください。
- お風呂嫌いは心を育てている過程のできごとです
- お風呂嫌いの私は風呂嫌いをこのように分析しました
- お風呂嫌い(入りたくない)の理由と対策が分かる
- お風呂に入れないことは悪いことじゃないと理解できる
そういえば、昨日は気分が良かったので久しぶりに少しお酒を飲んでしまいました。
治療で抗うつ剤を飲んでいるので、アルコールはあまり良くないと分かっていましたが…
案の定、今朝はとても体調が悪かったです。。。
重いというか、怠いというか…。
このブログを書くころには倦怠感もだいぶ落ち着いてきたので良いのですが、あまり調子に乗ってはいけないな、、、と反省しているところです。
- 学生時代から風呂嫌い 洗髪だけで済ませていた過去
- お風呂嫌いは「うつ病あるある」 心理的に難しい作業です
- お風呂ってやることが多すぎるんだよぉ!(心の叫び)
- お風呂嫌い克服のために対策を考える!
- 今は心を育てるとき!無理にお風呂に入らなくてもOKです!
学生時代から風呂嫌い 洗髪だけで済ませていた過去
私は社会人になってからお風呂が嫌いです。
1日、2日お風呂に入らないのは当たり前(笑)。
だから、いつも頭や背中が痒いんです…。
学生の頃までは良かった。家族がいたから。
お風呂を沸かして準備してくれるし、風呂掃除も家族の 誰かがやってくれる。
自分はいつも通りお風呂に入って身体を洗い、温まるだけです。
本当に、、、恵まれた子供だったと思います(笑)。
今も家族には感謝しています(∩´∀`)∩
お風呂嫌いになったのは、、、 というか、学生の頃からあまり好きではなかったですねw
お湯を沸かしてもらい、掃除までしてもらってて、自分は身体を洗うだけなのに…それでも億劫に感じていました。
だから、汗をかかない冬場とかは、朝通学前に髪だけ洗って身体は洗わないみたいなことを一日おきにやっていたこともあります。
でも今は、その風呂嫌いの習慣というか、性格が顕著に現れています。
なぜこんなにもお風呂が嫌いになってしまったのか。
少し説明させていただきます。
お風呂嫌いは「うつ病あるある」 心理的に難しい作業です
お風呂が嫌いなわけではなく、ひも解いて考えると、その行為が「億劫」なのだと思います。
出来れば身体は常に清潔でありたい。
髪の毛もサラサラでありたい。
普通の人は、そう思って、毎日お風呂に入ると思います。
私だってそうです。
いつも身体はサッパリと爽やかで清潔でありたい。
私がお風呂嫌いになった理由は、社会不安障害という精神疾患を患ってしまったからです。
大きく解釈するために、ここでは「うつ病」としておきましょう。
そう、風呂嫌いは【うつ病あるある】といっても過言ではありません。
▼「社会不安障害」を発症した経緯はこちらの記事で書かせていただきました。読んでみてください。
普通のことが難しい…お風呂に入ることは、心理的に難しい作業のひとつです。
私の場合、お風呂以外にも、外出をすることや、食事の準備をすることなど、少し義務的な行動というのは気分が乗らずにやる気が起きません。
うつ病を患っている方なら思い当たる節があるかもしれませんね。
一度くじけてしまうと、落ち込みが激しいんです。
健常者であれば、例えくじけても、「いかんいかん、やることをやらねば!」と再起できます。
落ち込みも小さければ、立ち直るスピードも早い。
うつ病患者はそうはいきません。
落ちたら落ちっぱなし・・・
落ちたところで、今度はやらない方向で検討を始めます。
「一日くらい風呂に入らなくても…」「今日は料理を作らずコンビニ弁当で済ましても…」 そんな感じで、できるだけエネルギーを使わずに済ませようとしてしまうんですね。
これがまた、心がどうしてもそうなってしまうので、無理がききません。。。
お風呂ってやることが多すぎるんだよぉ!(心の叫び)
「お風呂がめんどい」、「今日は入りたくない」
お風呂に入るという行為が億劫なのは、工程が多いからなんです。
- 服を脱ぐ→洗濯機の中へ入れる
- 湯船に浸かる前に身体を流す
- 時間をかけて湯船で身体を温める
- シャンプーをする、リンスをする
- 身体を洗う
- ごしごしタオルをきれいにすすぐ
- 上がったら身体を拭く
- 着替える
- バスタオルを干す
ごくごく当たり前のことなのですが、難しく感じます。
そういう意味では外出(用足し)や料理などもそう。
仕事が続かない、精神的に辛いのも、思った以上にエネルギーの放出量が限界を超えているからなんだと思います。
ですから、家事や自分自身のこともいちいち大変なので、仕事などの社会活動はさらに大変です。
大きな壁となって立ちはだかり、やがて心を不安定にさせていきます。
とはいえ、せめてお風呂嫌いだけでも克服したい!
本音はそう思っているはずです。
▼ 同じような境遇の記事を見つけました。あわせて読んでみてください。
<「プロセスだらけ」のお風呂は、うつ病の大敵>
うつ病患者にとって『浴槽を洗って、お湯を張って、タオルと着替えを用意して、体も髪も顔も洗って、お湯に浸かり体の温度変化に耐えて、全身を拭いてドライヤーで髪を乾かして、着替えて、お肌や髪のお手入れまでして、お湯も捨てて…』という風に、やるべき事がたくさんあるお風呂は本当に大変です。
しかもその行程の中には、お湯がいい感じのところまで溜まるように時間を計算したり、シャンプーやボディソープの残量によっては詰め替えも考えなければならなかったりと、思考力や判断力が必要になる瞬間もあったりします。実はお風呂には、うつ病の人にとっての苦手分野がたっぷり詰め込まれているんですね。
お風呂嫌い克服のために対策を考える!
というわけで、お風呂嫌いを克服するためにも何か対策を考えなければならないと感じているところです。
なぜなら周りの対応の冷たさ、周りに分かってもらえない辛さのほうが、もっと苦しいからです。。。
結局、人の目を気にして生きなければならない・・・世の中とはそういうものなのかもしれません。
とはいっても、自分らしく生きたい!
そういう気持ちは持ちつつも、せめて普通の生活ができるようになりたいわけです。
そのためにはやはりこの病気を治さなくてはなりません。
社会不安障害やうつ病のように精神疾患を抱えながら生活しているうちは、そうは思っていても決して無理はしないことです。
無理して次のスッテプヘ向かおうとしても、大抵は失敗に終わります。
病気が悪化することはもちろん、本当に立ち直れなくなるくらいにまで叩きのめされます。
ですから、今はゆっくりと。
できないことは無理にしなくても良いですし、できることから少しずつ進んでいきたいと思います。
お風呂が嫌いなのではなく、お風呂が今は難しいだけなんです。
お風呂に入れないときは、タオルで身体を拭くだけでも良い。
ボディーソープやシャンプーを使わずシャワーのお湯だけでサーっと洗い流すだけ(湯シャン)でも良い。
※むしろお湯だけのほうが肌に良い場合もあると思います。
それなら作業工程も時間も少なくて、もしかしたらできるかもしれません。
それが習慣化して、徐々に心が丈夫になっていけば、それは素晴らしいことです。
今は心を育てるとき!無理にお風呂に入らなくてもOKです!
最後にここまで読んでくださってありがとうございます。
お風呂に入らないことは、普通の人から見れば、不快に感じることかもしれません。
でも、嫌いなのではなく、難しいということは、せめて家族や信じている人には理解していただきたいですね。
そして、気が向いたときは、そのときの勢いで入浴すれば良いですよ(*^_^*)
何日も入らずにいて「風呂に入らないとさすがにキノコ生えてくるわ!」っていうくらい不快になったときとか(笑)。
決して悪いことではない。
なかなか周りが理解してくれないだけです。
ゆっくりと、今は無理をせず「心を育てる」ときです!
元気になったら温泉にでも行きたいですね(∩´∀`)∩
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