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2011年3月11日「東日本大震災」の経験から10年間育ててきた「愛すること・感謝すること」

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

 

ということで、

まずははてなブログさま10周年誠におめでとうございます。

全世界50億人のブロガーが支えてこられたこと、またブログ読者・ファンの皆さんが楽しく読み続けてきた賜物だと、その功績に敬意を表するところです。

 

これからも世の中の人たちに、たくさんの素敵なブログを届けてくださいませっ!

 

さて、「10年で」ということなんだけど、直近10年で変わったことや、10年継続したからこそ変わったことなど、いろんな捉え方ができるね。

私の場合はひとつのことを10年も継続したことないんで、ビフォーアフター的な比較で楽しませられることはないかな…( ;∀;)

 

なので、この10年で変わったこと(変わらなかったこと)を思い出しながら書いてみようと思います。

 

 

 

 

10年で変わったこと・変わらなかったこと



10年前。2011年は、忘れられない年です。

 

忘れてはいけないというか、世界中の人たちにもそう言いたい。そんな1年でもあります。

 

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。

 

私は東北の沿岸地域に住んでいまして、震災により被災した一人です。

 

ここから一気に悲しい話に引き込んでしまいます。

震災のことを思い出して気分が悪くなる方や落ち込んでしまう方はご遠慮いただいて結構です。

 

 

10年前の東日本大震災では津波被害に遭った母と娘を亡くしています。

娘といっても、実の子ではなく、当時同棲していた内縁の妻の連れ子でした。

が、我が子のように愛していましたのでそう書かせていただきます。

 

よく皆さんは震災のことを風化させないために伝え続けると言いますね。

大切なことです。

風化させないために、表立ってその出来事があった事実を伝えて忘れないでもらう活動。

 

コンセプトはなんなのだろう。

忘れないでおくことは、重要なのか?忘れないでおく先に何があるんだろうか。

 

悲しみや苦しみは人それぞれだと思います。

なにも津波に命を奪われることが一番悲しいわけじゃない。

病気で亡くなった方がいらっしゃれば、その家族にとってそれは最も悲しいことだと思います。

 

今、こうして元気に幸せに生きていることは、実は奇跡的なことが積み重なって起こっています。

 

赤ちゃんの頃、たくさんの愛情を注がれて育ててもらった。

両親がお金を出してくれたので、学校を卒業できた。

先輩が親身になってくださるので会社でも何とか頑張っていける。

大切な人がいるから、感謝の気持ちで日々過ごせる。

 

ただ、ご飯を食べているから健康を保っているわけではないし、休日にゴロゴロしているから疲れが取れるというわけでもないんだと思うんです。

たくさんのことが織り成した上に、私たちの人生が形成されている。

 

生きていれば、こそです。

 

勝手に生きているのではなく、生かされている。そんなふうに思うんですね。

 

 


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どうぞご自身のことを大切になさってくださいね。

そして、大切にしている方々の幸せをたくさん願ってください。

 

 

愛と感謝を忘れないでほしい

 

忘れてはいけないことは、

 

大切な人を愛する心を持つことであり、

その日々に感謝する心を持つことだと思います。

 

いえいえ、震災のことを伝え続ける活動のことを否定しているのではないのです。

大切なことだし、今後も伝えていってほしいです。

 

そのことを、伝えてもらった方々が、どう受け止めるのか。

受け止めた先にどのような変化が起こるのか、そういうことまでしっかりと考えて活動を広げていってほしいと願っているだけなんですよ(*^_^*)

 

 

変わった・変わらない 全部ひっくるめて幸せなこと

 

なにやらまとまりのない文章になってしまい申し訳ない。

10年前の悲しい出来事を書きたかっただけなんだけど、伝えるとか伝えないとか(笑)、コンセプトがあっちこっちになってしまいました。。。

 

私にとっては10年前とはそういう時代でした。

一瞬で、悲しみに飲み込まれた暗黒の時代。

 

そこから、もう10年経過したのだな…と、改めて思うところですね。

 

2021年、今年は震災から10年の節目の年となりましたが、コロナの影響とかもあり、地元で行われた追悼式には出席しませんでした。

普通に仕事をしていましたね。

 

10年をひとくくりにしよう、というのは少し違うような。

私を含め、被災された方々にとっては、11年だろうが、30年だろうが、やはり3月11日というのは特別な日であり、静かに目を閉じて過ごしたい1日でもあります。

 

何年経過しても、、、その悲しみは癒えることはないですね。

 

とはいっても、毎日悲しんでばかり過ごした10年か、といったらそうでもない。

 

この10年の中で楽しいことや頑張ってきたこともたくさんありました。

 

今は、病気をしたせいで、人生の中でもどん底というくらい落ち込んでしまっていますが(笑)

素晴らしい方々との出会いもたくさんありましたし、仕事も朝から夜遅くまで頑張ったなぁ。

大切な人を失い、溺愛していたペットも亡くなってしまって悲しい子も多かったけど、家を建てることもできたし、結婚もできた。

本当にあっという間の10年でしたけど、とても濃い~激動の10年でもありました。

 

そういうの全部ひっくるめて、

 

少しは幸せだったかなぁ と、、、

 

しみじみ思うところです。

 

 

自然が憎い!自然が恐い!でも私たちは自然に生かされている

 

やはり、こういう経験をしているからこそ、みたいなところはあるんでしょうけど。

この10年で、東日本大震災のみならず、日本中で災害が多発していますね。。。

 

「災害」というキーワードにはとても敏感になりました。

 

熊本地震北海道胆振東部地震では、犠牲者が出る大地震でした。

台風被害も尋常じゃありませんよね。人命もそうだし、経済への打撃もはかり知れません。

最近では今年7月に発生した「熱海市伊豆山地区の大規模土砂災害」は記憶にも新しいでしょう。

 


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自然災害を目の当たりにすると、人間の力なんて微々たるものです。

決して抗うことができない。

自然って、牙をむくと本当に恐ろしいものです。

被災された方、大切なものをたくさん失った方にとっては、自然が憎い、恐ろしいものだと感じられるでしょう。

 

でも、私たちが日々幸せに生活できて、健康的に生きていられるのも、やはり自然のおかげにほかなりません。

日光をあびて、新鮮な空気で呼吸し、山や海の恵みをいただいて健康な身体がつくられている。

雨が降るから水が飲めるし、生活水準も改善される。

自然の様々のエネルギーを利用するから電力が供給される。

 

こうして自然から本当にたくさんの恩恵を受けているから、何不自由なく生活を送れているわけですね。

 

だから、温暖化防止に取り組むことや、海洋汚染を防止することは私たちにとっての責務だと思います。

最近では「SDGs」への取り組みが社会ではとても重要視されていますけど、個々の小さな取り組みかもしれないけど、それがひとつずつ集まっていけばいずれはこういうことに繋がっていくのだと理解できます。

 

すべてのことに感謝する

 

ということは、自然に対しても、自分自身に対しても「良くしていく」ことなんだと思っています。

 

振り返ればこの10年、このように感謝の気持ちを強く持って生きてこれたなぁとは思います。

人に対して「ありがとう」と言う機会も回数もすごく増えたと思うし、普段使っている食器とか、普段着ている服にでも、ひとつひとつありがたいなぁと思えるようになりました。

 

10年で変わったこと・変わらなかったこと

 

感謝できるからって、別にお金持ちになれるわけではないんですが(笑)

 

間違いなく、心はとても豊かになれましたね。

 

これからの10年、20年、まぁいつまで生きられるか分かりませんけど、いろんなことに「感謝しながら、愛しながら生きていく」というスタンスは変えたくないなと思います。

そして、まだまだこの気持ちは、大きく育てていけると信じています!

 

私のこの10年はこんな感じです(*^^*)

最後まで読んでくださってありがとうございました!感謝!

 

 

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