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【海面上昇】20年で10cmの恐怖!原因と対策から考える未来へのメッセージ

毎週欠かさず視聴しているドラマ「日本沈没-希望のひと-」

私は俳優の小栗旬さんや松山ケンイチさんの大ファンということもあり楽しみにしています。

 

2023年の東京を舞台に、「日本の沈没」という未曾有の危機を前に奮闘する人々を描くドラマです。

小栗さん演じる主人公を始め、豪華キャスト陣で構成されています。「地球環境の危機」をテーマに繰り広げられる「正義・リーダー論」が見どころですね( `ー´)ノ

10月31日は衆議院議員総選挙のため、次回の放送日は11月7日(日)となっています。待ち遠しいです!

 

20年で10cm海面上昇

 

 

 

 

余談ですけど、今も昔も、困難に立ち向かう人のストーリーは、例えフィクションだとしても熱くなりますね!

そして同時に勇気をもらい、前向きな気持ちになるもんです( `ー´)ノ

 

私はそういう熱い人間にはなれないかも知れませんが、せめて応援する立場で良いから遠くで見守らせていただければと思いますよ(*^_^*)

 

では本記事へ進みましょう。

 

 

記事を読んでわかること
  • 海水面が10㎝も上昇している事実
  • 海面上昇の影響による深刻な問題について
  • 海面上昇や環境変化に対する様々な対策
  • 私たちひとりひとりが取り組める対策

 

 

この20年で海面は10㎝も上昇した

 

この画像のキャッチコピーにも書きましたが、この20年で海面は10㎝も上昇しました。

私にとって、こうして記事に書きたくなるくらいとてもショッキングなことなんですけど、一般的にはどのように受け止めているのでしょうか。

 

海は地球の表面積の約7割を覆っています。

私たちは残りの割の地上で生活しているので、ざっくり言うと、地球の表面ってのはほぼ海で出来ています。(ざっくりしすぎたか・笑)

 

何を云わんとしているかというと、この広大な地球の、大部分を占めている海が、20年前と比べて10㎝程度海面が上昇したことを、大きな問題と捉えるか、小さなことと捉えるか。ということです。

 

20年で10cm海面上昇

◆参考:海面上昇著しく (時事通信) - Yahoo!ニュース

 

海面が上昇すると何が起こるの?

仮に海面が1m上昇すると、マーシャル諸島は国土の80%が沈没すると予測されています。

東京やオランダ、バングラデシュの一部などのように、海岸沿いに海抜以下の地域(いわゆる海抜ゼロメートル地帯)を有する諸国や都市にとっても重要課題となっており、特にバングラデシュでは、1mの海面上昇で国土の18%にあたる2万6,000平方kmが沈むといわれています。

これは、岩手県青森県を合わせた面積に相当するのです。

 

 

海面上昇の影響

 

陸地の浸水・海没

すでに現実のこととして、モーリタニアの首都・ヌアクショットの大半は、迫りくる海面上昇にさらされています。

この状況はこの数十年で悪化してきており、約100万人が住むヌアクショットでは洪水被害が多発しているそうです。また、それらの洪水は悪臭のする池を発生させ、これにより都市では水で媒介する病気が蔓延しているとも。

 

海面上昇により平均海面が上がると、当然、高潮や波浪による最大波高も上がります。

このため、関連する災害の危険性は増し、被害はより内陸へと拡大していく。

また浸水区域の広域化により、防災設備等を配備・充実させなければならないため、海岸沿いの地域経済及び自治体に多くの負担を強いることとなります。

日本における試算例では、15cmの海面上昇で毎年5兆円以上の被害が生じると予測されており、1mの海面上昇ともなると、大阪では北西部から堺市にかけて海岸線はほぼ水没、東京でも江東区墨田区江戸川区葛飾区のほぼ全域が影響を受けると予測されているそうです。

 

産業への影響

漁業への影響として、汽水域の変動による貝類や海苔の漁獲、沿岸養殖にも深刻な問題を引き起こすことになります。

また、海面上昇に伴い、沿岸地域の地下水も上昇するので、東京などの沿岸部に近い都市部を走る地下鉄にも影響がでそうです。地下に埋設された空洞部分の地下水に対する浮力が増し、地下道の破壊を招きかねないと言われています。

農業にも影響が考えられます。海岸に近い水田では、地下深くにあった塩分の層が地表近くに達し、干拓地などにおける水田では、稲作等に深刻なダメージを与えることが懸念されています。

 

 

海面上昇の原因は何なのか

 

海面上昇の主たる原因は海水の熱膨張であり、次いで南極氷床並びにグリーンランド氷床の融解とされています。

北極海の海氷に代表される海氷・氷山・流氷は、融解しても海面水位には影響しないと云われている)

 

熱膨張

温度によって熱膨張率が異なりますが、4°Cから離れれば離れるほど体積は相対的に増えます。

海が膨らんでいるイメージですね。

 

蒸発量

海からの蒸発量の変化は、海の体積の変化をもたらします。

間接的に降水量と関係しているわけですね。海水がいっぱい蒸発して、それが雲を作り、雨をたくさん降らせます。

 

氷床・氷河、山岳氷帽の融解

陸地にある氷床・氷河ならびに万年雪などは、融解によってそのほとんどの体積が海水の体積増加に寄与します。

 

地形の変化

海底の隆起や沈降、陸上由来の土砂の堆積など、海に接している地形の変化によって海面が上昇します。

これは地球温暖化以外の視点から考えられる原因のひとつですね。

 

 

海面上昇に対する脆弱国「ツバル」のこと

 

「いつか海に沈んでしまう国」

として、少し前に話題になった国があります。

 

オセアニアに位置する9つの島からなる立憲君主制国家で、かつてはエリス諸島と呼ばれていました。首都はフナフティイギリス連邦加盟国のひとつです。

 

海に沈む国 ツバル

◆参考:ツバル - Wikipedia

 

海に浮かぶ美しい島国ですね(∩´∀`)∩

 

海岸侵食と洪水は深刻な問題となっており、京都議定書の採択と時を同じくしてツバルが注目されました。

地球温暖化による海面上昇でまもなくツバルが沈むかのようなセンセーショナルな報道がされた結果、有名人が多数訪問するなど注目が集まったのもその理由からです。

 

しかし、2018年に発表された論文によると、1971年~2014年までで、面積が増加したともされています。

海岸侵食と洪水の原因は、米軍が埋め立てた沼地に人口が集中し浸水したことや、生活排水が増加し有孔虫(殻が堆積することで海岸を補強する)が減少したことなどに原因があったとみられているという報告もあります。

 

そうはいっても、本当に海面上昇した場合に、海岸が脆弱であることには変わりがないと言われているので、やはり問題は問題として捉えていかなければならないことに変わりありませんね。

 

 

もし、今「東日本大震災」が起きたら…

 

昨日のエントリー記事で、東日本大震災のことを書かせていただきました

私にとっても、人生の中で経験した本当にショッキングな災害です。

 

東日本大震災で多数の犠牲者を出した原因は、「津波」被害です。

阪神淡路大震災や、中越地震のように建物が倒壊するといったような被害よりも、それは顕著でした。

 

今から10年前に起きた地震ですけど、この10年の間にも海面の上昇は続いています。

約6cmでしょうか。東日本大震災のときから、海面は6㎝も上がっているのです。

 

予測するデータがないので何とも言えませんが、当時でも津波による被害だけで14,000人以上の尊い命が犠牲になりました。

 

それを考えると、もし、今、あのときからさらに6㎝も海面が上昇した環境で同じ規模の地震が発生したら、、、どれだけの津波被害が起こるのでしょうか。。。

 

そう考えるとゾッとします。

近年騒がれている南海トラフ巨大地震は、これから発生する地震です。

小栗旬さんのドラマ「日本沈没-希望のひと-」ではないですが、一刻も早く対策を講じなければ、大変なことになる…容易に想像できますよ。。。

 

東日本大震災の経験から、防災や減災への考え方はまた今度時間をかけて書かせていただきたいですけど、これから起こりうるいろんな災害のことを私たちは真剣に考えなければならない。そういう時なのかもしれません。

 

 

海面上昇や環境変化への対策

 

<ハード面ソフト面の視点から取り組む統合政策>

 

気候変動と海面上昇の影響は今世紀中に増加することが示唆されています。

これらの影響に対処するには、沿岸堤防や護岸などの硬い構造物による保護の効果が限られているため、ハード面とソフト面を組み合わせて、沿岸保全のための統合政策を導入する必要があります。

ソフトオプションには、土地利用の変更/規制、早期警報システム、防災計画が含まれます。国の人口と財政状態の傾向は、将来の政策のもう一つの要因です。本稿では、海外および日本における既存の政策枠組みの見直し、統合政策の選択肢、沿岸住民の意見のアンケート調査、およびそれらの定量的評価を通じて、地球温暖化による海面上昇に対する沿岸保全および管理政策を検討します。

これらの研究を通じて、気候変動と海面上昇の影響を考慮した沿岸管理の将来の方向性が提案されています。

(原文:Japanese coasts have experienced extensive damage caused by storm surges and high waves which made new high records. The impacts of climate change and sea-level rise are suggested to increase in this century. To address these impacts, as protection by hard structures such as coastal dike and seawall has limited effects, integrated policy for coastal conservation should be introduced, combining hard and soft options. Soft options include land use change/regulation, early warning system and disaster prevention scheme. Trends of national population and financial conditions are another factors for the future policy. This paper examines coastal conservation and management policy against sea-level rise caused by global warming through review of existing policy framework in foreign countries as well as in Japan, options of integrated policy, questionnaire survey of coastal residents' opinion, and quantitative assessment of those options. Through these studies, future direction of coastal management is proposed taking into account the effects of climate change and sea-level rise.)

 

J-STAGE/海洋開発論文集 より

確かに様々な視点からの対策は必要です。

ハード、ソフトの両輪で対策に打ち込むことで、可能性や防護策の幅が広がっていきますね。

 

<防護対策よりも移転を望む人が多い>

 

海面上昇による外力の増大と少子高齢化による人口減少という、これまでにない社会条件下における海岸管理のあり方を検討するため、沿岸域の住民を対象に防護・移転・減災対策に対する意識についてアンケート調査を実施した。

その結果、防護対策よりも移転や減災対策を望む人が多いこと、危険区域の情報提供とともに、ある程度の経済的支援によって移転対策は実現可能であることを示す結果を得た。

移転対策の実施には国土保全の問題が残されるほか、我が国の海岸線全域での実施は不可能であることから、防護、移転、減災対策を適切に組み合わせるベストミックス政策を目指す必要があることを示した。

 

J-STAGE/海岸工学論文集 より

なんやろ、まさにドラマの世界…じゃないけど、移転を考える人が多いという結果には少し驚きです。

でもまぁ、命あっての未来なので、究極の選択みたいな気もするけど、最終的にはそういう行動も考えているのだなぁと気づかされました。

 

いろんな考え、見方がありますね。当然です。

また、各分野の専門家による意見が、上手に組み合わされ活かされていくことを願っています。

 

幼稚な表現ですけど、「守る」ことと「回避する」こと、これはどちらも同じように大切な考えだと思います。どちらか一方が強くてもダメ。防御力を高めて逃げるスピードも上げていく必要はあります。

唯一選択肢にないことは「戦う」ことです。相手は自然です。立ち向かう力は、まだ備わっていませんね。

 

 

私たち個々人ができること・取り組めること

 

そもそも、海面上昇は何で起きているのか。

改めておさらいしておきましょう。

 

海面上昇の原因
海面上昇の主たる原因は海水の熱膨張であり、次いで南極氷床並びにグリーンランド氷床の融解とされています。

 

簡単に言うと、地球温暖化により、海水が膨らんでいることと、南極の氷が溶けている

ことなんです。

海が膨らんでいるところに氷が溶けた分さらに海水が増えているんですね。それくらい、地球は熱くなっています。

 

ですから、考え方として、

地球温暖化をこれ以上進ませないこと

② 災害への心構え・準備をすること

が、大切となってきます。

 

省エネ対策

言わずもがな、近年よく言われているのが家庭や職場での省エネ対策です。

 

  • エアコンの設定温度は、夏は28℃、冬は20℃に。
  • 使わない電化製品は、主電源を切り、コンセントからプラグを抜いておく。
  • 誰もいない部屋の電気は消しましょう。
  • テレビのつけっぱなしはやめましょう。

 

代表的なもので、簡単に取り組めるものでも上記のようなものが挙げられます。

 

温暖化対策 ひとりひとりが取り組めること

◆参考:温室効果ガスインベントリ- WWF

 

やはり、電気の消費を減らす「省エネ」を進めることが効果的で簡単に取り組めることでは有効です。

家庭の消費電力は、主に冷蔵庫・照明器具・テレビ・エアコンの使用によって占められており、そこから多くの二酸化炭素が排出されています。

こうした電力の消費にかかわることをはじめとして、暮らしの中で一人一人が行なう省エネの小さな工夫も、地球温暖化の防止に役立ちます。

 

どれだけ増やせるか検討する

普段使っているエネルギー(電気や熱、燃料)の中に、二酸化炭素を排出しない再生可能なエネルギー源を増やしていくことも検討していきたいですね。

今では一般的になった太陽光パネルを自宅に設置したり、電気と熱を効率的に活用できるコージェネレーション設備を導入したりすることが考えられます。

最初は費用がかかるものの、長期的にみれば電気・燃料にかかる費用を削減することが可能となるかもしれません。

近年の普及によって設備の価格も下がってきました。それらの導入が可能であるか検討してみることも、身近な暮らしの中でできる、温暖化対策の1つと言えます。

さらには、2016年4月からの小売電力自由化によって、電力会社を選べるようになりました。再生可能エネルギーをより重視するような電力会社を選ぶというのも、大切な温暖化対策と言えるのではないでしょうか。

 

 

<まとめ>未来の日本を背負って生きる人たちのために

 

ここまで長々と読んでくださってありがとうございました。

 

ブログのひとつの記事としてクローズアップしましたが、それだけではまだまだ語りつくせない問題であり、もっと重要なこととして理解しなければならないことです。

 

海面上昇という問題は、地球環境問題の小さな一つのできごとにすぎないかも知れません。

いろんな視点から見れば、本当はもっと大きな問題が内に潜んでいる可能性さえあると思っています。

 

そういうことを改めて意識し、課題感をもって、環境問題に目を向けることが大切だと思っています。

また今からでも決して遅くない、ひとりひとりの意識や対策こそが、私たちの子孫や将来日本をはじめ世界で生きていく人々のためになっていくことは間違いありません。

 

ではまたっ(∩´∀`)∩

 

 

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