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【小雪】初候【虹蔵不見】|冬の趣を感じる風花の舞を楽しみ、五穀豊穣に感謝する

【小雪】初候【虹蔵不見】|冬の趣を感じる風花の舞を楽しみ、五穀豊穣に感謝する

 

小雪」は感謝と冬に備える季節

 

昨日より、二十四節気のひとつ
小雪(しょうせつ)」です。

文字通り、雪がちらちらと舞い散る頃。

 

日本では、古くから各地で五穀の収穫を祝う風習があり、
また、宮中祭祀の中で最も重要な祭事
新嘗祭(にいなめさい)」が行われています。

現代では11月23日の『勤労感謝の日』となり
私たち国民の休日となったわけです。

 

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心も身体も冬を迎える準備をする

 

冬の始まりを知らせる「立冬」が過ぎ、
昨日より小雪に入っています。

ますます冬が近くに感じてくる季節です。

勤労感謝の日」が示すように、
今年はよく頑張った、今日はゆっくり休んでね
と、勤労に感謝をする1日です。

それと同時に、冬の季節は1段階進みます。

勤労感謝の日と時を同じくして
小雪」となりました。

 

【虹蔵不見】心も身体も冬を迎える準備をする

 

POINT

暑さ寒さも彼岸までという言葉があります。
先人の季節の移り変わりに対する教えは
健康管理や、その季節の楽しみ方まで
丁寧に伝え続けてくれています。

 

寒さに耐える身体を準備する

動物にとって冬は食べ物が獲れず、常に厳しい寒さと対峙する季節。

そのことは動物でも本能的に理解しています。

季節が変わる前に、冬を越せるくらいの栄養を蓄えて、冬は巣穴にこもり春が来るまで静かに過ごします。

 

人間も同じでしょう。

寒さで体がこわばり、元気なときのようなパフォーマンスがとれない。

季節の変わり目に身体を調子を整えていないと
急に寒くなったとき風邪を引いてしまいます。

人間社会は自然の中で生きる動物とは違い
1年中食べ物が手に入りますから
秋に、冬の分まで食べる必要はないですね(笑)

 

でも “冬の身体” になる準備はしておきたいです。

 

寒さに耐える身体をつくる

初夏にかけて、急に真夏日になったりすると
熱中症などで体調を崩す人が急増します。

それは、暑さに順応していないからです。
これを「暑熱順化」といいます。

その逆で、これからの季節には
寒さに慣れる「寒冷順化」が必要になります。

 

「寒冷順化」については、のちほど少し説明していきます。

暑さ寒さにあらがうのではなく、
季節を受け入れて仲良く付き合う。

こういう考え方に慣れてくると
季節の移り変わりが楽しくなりますよ♪

 

 

【七十二候】第五十八候・虹蔵不見

 

七十二候(しちじゅうにこう)とは、
古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。

二十四節気
さらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。

 

2021年11月22日より、

となります。

 

【七十二候】第五十八候・虹蔵不見

 

POINT

七十二候の意味を知ると、
数日単位の季節の移り変わりにまで
粋な表現があることを知れます。

そしてその小さな変化を楽しむ。
遊び心と教養が同時に知ることができてまた面白い。

 

七十二候のこと

今も少し触れましたが、
二十四節気の中にはさらに【七十二候】という
季節の移り変わりを表現する言葉があります。

 

二十四節気
約5日ずつの3つに分けた期間のこと。
24(節気)×3(候)=72(候)です。

逆に言うと、1年を72分割した考えです。

 

中国発祥の考えですが、
日本独自の表現にアレンジされました。

11月22日から26日頃までを
『虹蔵不見(にじかくれてみえず)
と言います。

 

虹蔵不見(にじかくれてみえず)

『虹蔵不見(にじかくれてみえず)』とは、

空がどんよりと曇りがちになり日差しが弱くなるころ。
ふと気づくと、虹が姿を見せなくなりました。

いよいよ冬の到来を教えてくれる言葉です。

次に虹が見れるのは、

4月の二十四節季「清明」の末候
「虹始見(にじはじめてあらわる)」までおあずけとなります。

※冬は虹が見えないわけではないのですが、
暖かい季節に比べてその見え方は
ぼんやりと鮮明さを欠くようですね。

 

 

小雪」の時期に心がけたいこと

 

冬の始まりを知らせる「立冬」が過ぎ、
11月22日より「小雪」に入っています。

 

冬は四季の中でも、気候的にも、
寒く厳しい季節であり、暗く沈んだイメージです。

 

体調を崩す人も多い。
風邪やインフルエンザ、季節的な病気が蔓延し
さらにはコロナもまだ収束していない。

 

【虹蔵不見】「小雪」の時期に心がけたいこと

 

POINT

だからこそ体調管理には気を付けたいですね。

この章では、日々の生活や食事から
冬を乗り切る身体をつくるポイントをご紹介したいと思います。

 

ウォーキングで体力をつける

最近の私は、日課にしている「散歩」から
レベルアップして「ウォーキング」をするようになりました(笑)。

日頃の運動不足がたたってか、
ゆるい坂道を5分歩くだけでも息切れしてしんどいデスw

それでも、1日、1日と続けていくうちに
徐々に体力がついてきて
ずいぶん坂道も楽になってきました。

1週間でも、5日でも、
やるとやらないでは体力に違いが出ます。

最初は散歩を楽しむ程度で良いと思います。
冬の寒さを感じることも大切ですからね。

 

お散歩を楽しむことは身体にも心にも良く、

【散歩10分の効果】肉体的にもメンタルにも多くのメリットがあるよ!」という記事でもご紹介しています。
良かったら読んでみてくださいね。

 

「寒冷順化」を獲得する

夏季に対しての「暑熱順化」とは逆に、
寒さに慣れる意味の「寒冷順化」も大切です。

ここでは具体的にどうやって寒冷順化に
取り組んでいけば良いのかご説明します。

 

筋力をつける

筋肉量を増やすトレーニングがよいです。
筋肉はそれ自体が発熱しますから、
筋肉量を増やせば寒さに強い体になります。

  • スクワット
  • 腹筋運動
  • 腕立て伏せ

などがおすすめ。自宅でも簡単にできます。

中でもスクワットは人体の1番大きな筋肉に
負荷をかけますから効果的ですよ!

無理のない範囲で実践してみてください♪

 

外気を浴びる(外出する)

寒くなると外出を控える人がいますが
体は外気に当たることで寒さに慣れます。

寒さがつらい人は、
マフラーやレッグウォーマーなどで首まわり、足首を冷やさないようにしましょう。
首や足首は、動脈血が流れているため、ここを冷やすと体温が低下します。

こちらも散歩でもしながら
季節を楽しむように行うのがポイントです。

 

足は第2の心臓

と言われるように、足は血流を身体全体に行き渡らせるポンプの役割があります。

座りっぱなしの勤務、運動不足の人は、
ぜひふくらはぎの運動をやってみてください。

参考になりそうな動画を見つけました。


www.youtube.com

 

脚の筋肉を動かすと、ポンプ作用で全身の血流がよくなり、体が温まります。
老若男女問わず場所も選ばずにできる
簡単エクササイズです!

 

 

冬に備えて体づくりをして
身体の「寒冷順化」によって、寒さを心地よく感じたいものですね(*^^*)

 

旬のものをいただく

二十四節季の「小雪」は、
冬の到来、また雪の降り始めを知らせてくれる言葉です。

そして同じように大切な考えで、
五穀豊穣や勤労に対して感謝する季節でもあります。

私たちが普段いただいているご飯も、
農家さんのたゆまぬ努力と自然の恵みがあったからこそ美味しくいただける。

こういうことに想いを馳せてみるのも素敵なことだと思います。

 

ここでは旬の食材を使ったレシピ動画をご紹介♪
季節の食材のパワーをいただいて
元気な身体をつくっていきましょう!


www.youtube.com


www.youtube.com

 

 

冬の時期に収穫される野菜や魚などは
その季節だからこそ美味しいですし
またその季節の身体に合った食材です。

美味しくいただきたいものですね(*^^*)

 

 

寒さを味わい、一年に感謝する

 

ここまで、二十四節季のひとつ「小雪」のこと
そして「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」のことをお話しさせていただきました。

さらには季節との関わり方、この季節を迎えられる喜びや感謝の心も養っていければ、日々の生活・人生はより豊かになっていくと思います。

 

【虹蔵不見】寒さを味わい、一年に感謝する

 

まとめ
  • 収穫と勤労に感謝しよう
  • 寒さを心地よく感じる身体を作ろう
  • 旬のものをいただき元気に過ごそう

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

小さな季節の変化にもいろいろな意味や過ごし方があることは面白いですね(*^^*)

 

11月26日までの初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」の次は、
次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」です(11/27~12/1頃)。

またそのときにエントリーさせていただきますね(*^^*)

 

おわりっ!

 

 

こたつ@このブログを書いてる人
寒くしないでね(*^^*) また遊びにきてね~

 

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