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【至福のひとり遊び】<森林浴>の楽しみ方と健康への素晴らしい効果

サンプル

 

前回、魅力や健康に対する効果など、知識的な内容で「森林浴」の素晴らしさをご紹介しました。

 

先日、実際に私も自宅近くの森で素晴らしい森林浴を体験してきました。

今回は、そのときの様子や楽しみ方・過ごし方を、このアクティビティが私たちにもたらす効果などを踏まえてご紹介していきます。

ひとりで、またはカップルでと、“少人数” での楽しみ方を基本にしています。

例えば好きなタイミングで、誰にも遠慮することなく、自分だけの世界を楽しみたいときにおすすめの方法となるでしょう!

ぜひお試しください!

 

この記事でわかること
  • 森林浴の基礎知識が学べます
  • 準備や計画、楽しみ方を学べます
  • 森林浴は今すぐにでも取り組めるものだと理解できます
  • 自然からたくさんの教え・学びを享受する方法が分かります
  • 森林浴がもたらす健康への効果が分かります

 

 

森林浴を楽しむ前の予備知識

森林浴は誰でもできる優しいアクティビティ

「森林浴」に、正しい方法はありません。

ひとりでも楽しめるし、団体でも楽しめるアクティビティです。
気軽に、思いついた瞬間、多くの準備をする必要もなく取り組めます。

 

もちろん、トレーニング目的でやっても良いし、リフレッシュのためや、自然観察が趣味という人にも適しています。

“ひとつのことを成し遂げる” ためにやるものではないということ。
人それぞれ、感じ方も違いますからね。
自由に、気軽に取り組める。そういうところも、また魅力的です。

わたしの森林浴テーマ
  • 木々の生命力を感じる
  • 大自然のパワー、エネルギーを感じる
  • 小さな植物や生き物、地層などの観察
  • 都会の喧騒から離れて心をリセットする
  • 気持ちをリラックスさせる
  • 自然や生き物、幸せなこの瞬間に感謝する

などなど、目的や望む効果すらその時の気分で様々です。

簡単な準備と気軽なプランを思い描くだけ!

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素晴らしいことに、「森林浴」を行うのに “面倒くさい” ことが一切ありません!

ただし、山道などを歩く際は、気を緩めすぎていると危険にも遭遇しますので、一応の準備や計画を確認しておきましょう!

「今日はここで木々と友達になる!」と決めるだけ

読んで字のごとく、基本的に「森林」で行なうことが望ましいです。

しかし、都会などでは叶わないこともあると思うので、雑木林や木々が多い公園などでも良いですね。
気張らずに。“本格的” である必要はまったくありません。

私の場合、動きやすい服装をしていれば、ドライブの途中で見つけた雑木林の中に入って30分くらい自然観察をすることはよくあります。

これも立派な森林浴です。
たった30分でも心がとてもリフレッシュされますよ!

森林は山をイメージしますが、「登山」に出かけるわけではないので、そもそも “山” である必要はありません。
標高が低い場所でも木々に囲まれている場所であれば十分です!
(ただしそこは私有地であることも多いので、自然公園などを選ぶべきでしょう。)

お日さまが元気なうちに

最初に何時頃に出かけるかを決めます。

アクティビティに取り組む時間帯は、早朝か日中が良いですね!
日が沈む夕方以降は暗くなり足元も見えにくくて危険性が高まります。
また、山中や自然が多い場所では野生動物も活発に行動し始める時間なので、太陽が出ているときが良いです。

次に、そこで過ごす時間を決めます。

短ければ30分でも多くの恩恵を受けられます。
長くても2~3時間といったところでしょうか。

自然観察が好きな方や、写真が好きな方は時間を忘れて没頭しがちなので、帰りの時間にアラームをセットしておきたいですね。

ゆっくり味わえるコーヒーをマイボトルに持って

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登山に取り組むような大掛かりな装備は必要ありませんが、動きやすくて汚れても良い服装がベストです。寒い時期は防寒対策をしっかりと。

土や落ち葉、枯れ枝の上を歩くことも多いので、転ばないように注意しましょう。

短時間で計画する人は飲み物くらいで良いと思います。
余裕があれば自宅で美味しいコーヒーを淹れて持っていくのも良いですね!

長時間楽しみたい方は、食事や一枚羽織れる上着があると安心です。

万が一怪我をする恐れもありますので、傷を清潔にするためのミネラルウォーターや絆創膏があると良いですね!

あと、スマホのバッテリーは確認しておいてください!

 

わたしの「森林浴」体験レポート

わたしの「森林浴」体験レポート

 

ランチを食べたあと、日課のウォーキングの替わりに、地元の山の中腹にある小さな滝を見に行ってきました。

標高1,000メートルにも満たない小さな山です。
森林浴を行った場所はさらに低い400メートルくらいの場所。森林浴を気軽に行うには丁度良いです。

往復で1時間だったでしょうか。
現地での滞在時間も30分ほどと短く、食後の軽い運動ができました(*^^*)

小さな滝に出会い、冬の冷たい澄んだ川の流れや木々の間からこぼれる日の光を感じて、心身共にリラックスできましたよ!

自宅から車で15分の小さな滝に会いたくて

思い立ったのはランチの後なので、森林浴がどれほど手軽なものかお分かりいただけると思います。

ストレッチ素材のパンツとウォーキング用のスニーカー。
山道の入り口までは車で移動したので、途中で缶コーヒーを1本買い、それだけの装備で滝を目指しました。

少し山歩きになると思ったので、冬ですがダウンジャケットはやめて、ウインドブレーカーにしました。
案の定、軽く汗をかくほど身体も温まり、この服装で正解だったと思います。

そのフィールドは私たちを歓迎するものだけではない

「冬の山を歩く」ということは経験がありませんでした。

森林浴は、森林に囲まれじっとしていることがすべてではありません。

山道を歩いている瞬間、木々の上で鳴く小鳥たちの声を聞く瞬間、歩きづらい上り坂を息を切らして歩く体感的なストレス、…… それらすべてを感じてることが森林浴です。

そう、リラックスしてストレスを軽減することだけがすべてではありません。

山道を登れば疲れますし、舗装されていないゴツゴツした地面は歩きにくい。雪が降れば当然、道は凍り、ハイカーを簡単には進ませてくれません。
これらを “不快に感じる” ことも、実は身体にとって良い薬になっています。

隙間から差し込む日光のありがたみを感じる

森林浴イメージ 冬の森林に差し込む日光が心地よい

 

落葉樹はすべての葉が落ち、寒そうです。
常緑樹の木々の間から差し込む日の光をありがたく感じます。

暖かい地域ですが、まだ少し道には雪が残っていて、うっかり滑ることもありました。
“リラックス” “心地よい” 、そういうものばかりを求めることではないということ。

この厳しい山の中で、力強く踏みしめて歩く野生動物たちの足跡からは、生命力を感じました。

寒さに耐えながら生きている姿を観察しよう

森林浴イメージ 小さな木の実は今の瞬間に命を燃やす

 

木のみが赤く染まり、小鳥たちについばまれるのを待っています。

寒さから身を守るために休眠するのではなく、次の命を繋ぐため、必死に生きていることを教わります。

この植物にとって、今がラストチャンス。

「人はいつでもやり直しがきく」と高を括っているようですが、本当にそうなのでしょうか。

私は今年46歳になります。
このままで良いのかな……、と、考えさせられます。

滝と源流 “小さな水源” が教えてくれること

森林浴イメージ 滝と源流が教えてくれること

 

山道入り口から歩いて15分くらいで、目的地の小滝に到着しました。

水しぶきが凍って、あたりに氷柱を形成しています。

それでも完全に凍り付くことなく、ふもとの川に豊かな水量をたたえている。
始めは、この小さな流れから生まれているのだと、気付かされます。

美味しそうな澄んだ水に魅了される

森林浴イメージ 水も苔もキラキラしている冬の山

 

源流に近い場所なので本当に小さな川です。

すぐそばの岩肌には苔が茂っていて温かみすら感じます。
透き通った水の静かな流れはいつまでも見ていられる。不思議です。

水に浸かっている周りの朽ちた木や枯れ葉は、写真的には良いアングルとは言えませんね(笑)。
しかし、これらから染み出た森の養分が、やがて下流、海へと流れ、生き物たちにパワーを与えます。
この連鎖が、“世界三大漁場” の1つといわれる「三陸沖」に豊かさを生んでいるんです。

この小さな小さな始まりが、世界一の漁場を育んでいる。スゴイことです。

 

森林浴イメージ 滝と源流が教えてくれること

 

ここでは腰かけるのに丁度よい大きな岩がいくつもあり、少し休憩をしたり、瞑想を楽しみました。

低い山ということもあり、山道は車が走行できるほどの道幅なので、林業に従事されている作業車が通ることもあります。
このときはラッキーなことに滞在中は私と小鳥たち以外その場にいなかったので、思う存分、自然を独り占めできました(*^_^*)

何も考えず(頭を空っぽにする練習です)、流れる音と木々が風に揺れる音、小鳥たちのさえずりを聴きながら、この自然の雰囲気というかオーラに溶け込む。

シンプルすぎて、とても難しいセッションです。

瞑想中は何度も何度も、“何かを考えている” ことに気付かされます。
「頭を空っぽにする」という行為は、本当に難しい。
人は24時間(寝ているときも)常に何かを意識している生き物だということがよく理解できます。

雑木林の中でみた自然の社会形成(クールダウン)

ほどなくして、麓の雑木林へ移動。

帰宅の準備です。

車を駐車している近くに、丁度良い雑木林があったので、ここで少しクールダウンしました。

 

森林浴イメージ 帰宅前のクールダウン

 

多くの日光と木々のフィトンチッドを浴びることができるベストな感じです。

ここでは10分ほど過ごしました。

ふかふかとした落ち葉と腐葉土の、脚に伝わる優しい感触がとても心地よかった。

厳しい季節なのに、地面からは新しい植物の芽が伸びていました。
きっと土の中では腐葉土の発酵が進み、思いのほか温かいのだと思います。
ということは、地中の世界では微生物も活発に働いていて、外界とはまったく違う光景が広がっているのだろうと想像できます。

“目に見えているものでしか判断できない” 人間の器の小ささを思い知らされるようでした。

土の中は、もうとっくに春が訪れているのかもしれません。

 

森林浴イメージ 雑木林が教えてくれること

森林浴イメージ 雑木林が教えてくれること

 

苔は縫い針のような細い花を咲かせて、次の命を育もうとしています。

朽ち果てた古い木ひとつひとつが、その土台となって支えているんですね。

私たちが身を置くそれより、ずっとずっとレベルの高い、完璧な社会が形成されていました。

朽ちてもなお輝きを増すというか。
まったく異なる種の命をつなぐために、延々とその役割を繰り返している。
自然のパワーに圧倒され、その世界に魅了される。

私が森林浴にハマるのは、これらのことを直に感じることができるからです。

 

私たちの心身に喜びをもたらす森林浴の6つの効果

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「森林浴」について私の楽しみ方は上記の通りですが、取り組む目的は人それぞれです。

メンタルヘルス改善のために行なう方もいれば、単に自然観察の延長線上に森林浴に係わる人もいます。

いずれも、共通していることは、心身に対する多くの効果・メリットです。

意図して行っていなくても、たくさんの恩恵を授かっています。
ここでは代表的な8つの「森林浴の効果」について簡単に挙げてみます。

ストレスを軽減 または耐性を強化する

森の中を歩いたり、緑や植物に触れることで、ストレスホルモンの1つである コルチゾール” の濃度を下げることができます。

また、ストレスレベルを測定する指標 “心拍変動” へも有益な効果をもたらします。

コルチゾール」はストレスによっても分泌が亢進されます。
分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらすとされています。

 

この記述について参考にしたサイト

 

心拍数と血圧が緩やかになり緊張を和らげる

座って自然を眺めているだけでも、心拍数と血圧はゆっくり低下します。

森林浴のあとも継続して私たちの身体に作用します。
これらは体の緊張を和らげ、物事を落ち着いて思考する効果もあります。

可能なら、深呼吸や瞑想を行なうことで、より大きな効果が期待できます。

 

この記述について参考にしたサイト

 

幸せホルモンの活性化

森林浴は、気持ちの高ぶり(ムラ)を静めながら、セロトニンの生成・分泌を促してくれるので精神が安定しポジティブ効果も期待できます。
併せて、スッキリとした思考ができ、落ち着きを取り戻せます。

認知症のリスク軽減、良質な睡眠への効果も期待できます。
うつ病や不安障害などの精神疾患改善にも繋がります。

 

この記述について参考にしたサイト

 

NK細胞が活性化する

2泊3日のキャンプを森で過ごした被験者のナチュラルキラー細胞は増加していたという大学の研究結果があります。
また、そのポジティブな影響は日常に戻った後7日間も続いたそうです。

森林浴は手術後の回復を早め、損傷した組織の修復を助けます。

 

この記述について参考にしたサイト

 

便秘症に対する改善の作用

森林浴そのものが与える効果ではないかもしれませんが、歩くことで腸が活性化され便秘解消に期待できます。

ウォーキングのようにゆっくりとした運動は、便秘症の問題解決に限らず健康的な習慣として取り入れたいですね。

 

この記述について参考にしたサイト

 

フィトンチッドの効果

一般に、リフレッシュ効果をもたらす森林の香りをフィトンチッドといいます。

主に樹木が発散する揮発性物質で、そのおもな成分は、テルペン類とよばれる有機化合物です。

本来は樹木が自分自身をまもるために発散するものですが、リフレッシュ、消臭・脱臭、抗菌・防虫など人体やくらしに有益な効用が知られています。

 

この記述について参考にしたサイト

 

森林浴に出かける準備は整いましたか?

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このように心身の健康へのメリットが多く、森林浴は素晴らしいエクササイズのひとつに挙げられるわけです。

しかし、今までに書いてきたように、冬の厳しい自然の営みを実社会と対比させて考えさせられることもあれば、すべてが思い通りにならないストレスをも感じます。

嫌なことはなるべく経験したくはありませんが、私たちもこの木々と同じように自然の一部だと理解することができれば、いわば試練や鍛錬の場とも受け止めることができるのではないでしょうか。

これら体験できることすべてをポジティブに捉えられるのも、また森林浴の素晴らしいところです。

 

さて、準備はお済でしょうか。

毎日のウォーキングが少し飽きているようなら、本日または明日のウォーキングは森林浴に替えてみるのも面白いかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。