【岩手 県民割】一人旅をもっと楽しむための新しい旅のかたち
こんにちは~ 、こたつ(@kotatsu_blogger)です(∩´∀`)∩
転職(再就職)が決まって、2022年4月7日から温泉旅館で働き始めました!
しかも地元から離れているので単身赴任っていうね!
まだ働き始めて間もないもんで、いろんな不安とか緊張な日々を過ごしてます。。。
▼ 再就職の不安な気持ちを描いた記事はこちらでご紹介してます!
わたしが働き始めた職場は、老舗温泉旅館です。
ということで、今回は、“旅行” にまつわるお話し。
このコロナ禍でも、安心して安全に旅行を楽しみたい!
きっと誰もがそう思うし願っていることでしょう!
わたしは観光に携わる立場の人間として、心からご旅行を楽しんでいただきたい!そう思ってます。
そして、コロナ感染者が増えないように人流の増大は回避してほしいとも願っているところです。
今のところそれらを実現できそうな方法は、「一人旅」または家族単位などの「小グループ」でのご旅行です。
それでも十分にその地域の魅力を味わえる提案ができないものかと思案しています。
せっかく、このようにブログなどもありますから、それらをコンセプトに観光情報を発信していければと思います。
うまく伝えられるか分かりませんが(笑)、47都道府県の魅力を、47記事 書いて、それぞれを魅力あるコンテンツとして発信できれば良いなぁなんて考えています(*^^*)
まずは第1弾としてわたしの地元、岩手県の観光についてお届けしていきたいと思います!
- いわて旅応援プロジェクトで便利にお得に♬
- 市町村単位での割引・助成事業
- 一人旅を楽しむ!いわての魅力<エリア別>
- 一人旅、小グループの旅行 ここがポイント
- 一人旅・小グループ旅 楽しみながらも感染防止の意識を高く
素朴で温かい人たち!
わんこそば!
いっぬ
山も海も温泉も!
魚介やお肉も最高に美味しいぞ!
- 一人旅、小グループ旅の提案
- いわて旅応援プロジェクト(旅行・宿泊割引)について
- 岩手県内の各エリア(各市町村)ごとの宿泊割引について
- コロナ禍の新しい旅のかたちについて
いわて旅応援プロジェクトで便利にお得に♬
GoToトラベルの代替事業であり、各都道府県ごとの旅行支援策となっているいわゆる「地域割り(または地域ブロック割り)」。
岩手県では『いわて旅応援プロジェクト』というネーミングで、東北6県(岩手県・青森県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)と北海道に居住している方が、岩手県内の加盟宿泊施設で割引が受けられます。
そして、もれなくおひとり様2,000円分のお買いものクーポン『いわて応援クーポン』を各宿泊施設から進呈されます。
安く泊まれて、加盟店舗でのお買いものも楽しめちゃう!お得な旅行支援策です!
いわて旅応援プロジェクト(概要・条件等)
- 参画宿泊施設に宿泊することが条件
- 居住地を確認できる身分証明書が必要
- 予防接種済証等又は検査結果通知書が必要
- 割引(補助)額
● 税込10,000円以上 → 5,000円補助
● 税込8,000~9,999円 → 4,000円補助
● 税込6,000~7,999円 → 3,000円補助
● 税込4,001~5,999円 → 2,000円補助 - もれなく1名に対し2,000円分のお買いものクーポン進呈
基本的には、楽天トラベルやじゃらんnetなどの予約サイトで、「いわて旅応援プロジェクト」のキーワードが入っているプランを選択して予約するのが望ましいです。
また、宿に直接お申し込みの場合は、ちゃんと「いわて旅応援プロジェクト」を使いたいと、予約担当者にお伝えしましょう!
だいたいはそれくらいで、該当プランに申し込みができるでしょう!
あとはチェックイン当日に、ワクチン接種証明書と居住地が確認できる免許証や保険証をお忘れなく!
市町村単位での割引・助成事業
こちらは「いわて旅応援プロジェクト」と併用できるものもあり、上手に利用することでさらに割引になるものもあります!
適用期間が決まっているものが多いので、どんどん使い倒してお安く旅行を楽しんじゃいましょう!
ここでは県内のエリアごとに、助成制度をまとめてみましたよ!
※「いわて旅応援プロジェクト」の割引と併用可能か否かについてはお調べください。
エリア | 市町村 | 助成制度 |
---|---|---|
県央 | 八幡平市 |
【期間】令和4年6月26日(日)宿泊まで 【補助金額】
【八幡平市の宿泊施設】 |
県北 | 久慈市 |
【期間】令和4年4月16日(土)~令和5年2月28日(火)チェックアウトまで 【補助金額】
【参画施設】 |
普代村 |
【期間】令和4年4月1日(金)~5月8日(日)宿泊まで 【補助金額】
|
|
県南 | 花巻市 |
【期間】令和4年5月31日(火)まで 【補助金額】
【花巻市の温泉宿泊施設等】 |
北上市 |
【期間】令和4年2月1日宿泊分(利用分)から5月31日宿泊分(利用分)まで 【補助金額】 【参画施設】 |
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遠野市 |
【期間】令和4年4月28日~10月31日まで 【補助金額】
【注意点】
【遠野市の宿泊施設】 |
|
一関市 |
【期間】令和4年4月1日(金)~7月31日(日)宿泊まで(8/1チェックアウト分まで) 【補助金額】
【一関市の宿泊施設】 |
|
沿岸 | 宮古市 |
【期間】令和4年4月1日~9月30日の宿泊まで 【補助金額】
【宮古市の宿泊施設】 |
田野畑村 |
【期間】令和4年4月1日(金)~令和5年2月28日(火) 【補助金額】
【参画施設】 |
|
山田町 |
【期間】令和4年5月1日~9月30日宿泊まで 【補助金額】
【参画施設】 |
|
釜石市 |
【期間】令和4年4月9日(土)~令和4年7月10日(日) 【補助金額】
【釜石市の宿泊施設】 |
このように、各市町村独自の割引制度がたくさんあるので、ご旅行の際にはぜひご検討ください!
また、東北6県と北海道にお住まいの方が対象となっている『いわて旅応援プロジェクト』も併用できるものがあり、割引の効果を最大限活用したいところですね!
各割引制度には、ワクチン接種証明や陰性証明を確認できるものが必要となる場合が多いようです。
また、感染状況やまん延防止措置地域では随時状況が変わりますので、各地域の割引制度概要を必ずご確認ください!
一人旅を楽しむ!いわての魅力<エリア別>
一人旅、小グループ旅など、わざわざ大勢で移動しなくても楽しめる旅行のご提案です!
コロナ禍になり、このように一人で旅を楽しむかたちは珍しくなくなってきています。
ならば、一人でももっと楽しめるような、岩手県の魅力をご紹介できればと思っています(*^^*)
自然の宝庫・魅力ある伝統文化
岩手の魅力は海も山も楽しめる大自然。それら自然がもたらす山海の幸。
そしてその地に根付き継承される伝統文化に触れる旅です。
ここではエリアごとに各地の魅力をご紹介しています。
旅の目的のひとつに、何かのヒントになれば嬉しく思います!
県央エリアの魅力
お土産お忘れなく
盛岡市内は商店街が多く、ショッピングセンターなどもありお買い物に便利な町です。
「市(いち)」も多彩で、お店の人とのやりとりを楽しめます。
- 神子田(みこだ)朝市
- 材木町よ市
- しずくいし軽トラック市 など。
自然を楽しむ旅
雄大な自然がそばにあります。
渓流釣りや山菜・きのこ狩り、 キャンプ、トレッキングなどを楽しみましょう。
スキー場も多く、平日の仕事帰りにひと滑り、という人もいらっしゃるようです。
温泉でゆったり旅
温泉の宝庫で。日帰りでも楽しめます。
伝統芸能に触れる旅
「さんさ踊り」は北東北を代表する夏のイベント。
「チャグチャグ馬コ」にも多くの人が訪れます。
伝統芸能も多彩。
国指定重要無形民俗文化財に指定されているものもあります。
工芸・手仕事に感心する旅
工芸品が人気。ぜひ旅の思い出にお土産にしましょう!
地元グルメを楽しむ旅
やはりご当地グルメは欠かせませんね!
その地域ならではの味を楽しみましょう!
県北エリアの魅力
お土産お忘れなく
車があればお買いものに不便はありません。
少し足を延ばして、県境を越え青森県に行ってお買いものを楽しむ方もいます。
自然を楽しむ旅
東北有数のヒメボタル生息地である折爪岳(おりつめだけ)は、2市1町1村にまたがる標高852.2mの山。
自然観察やトレッキングを楽しみたいですね!
海沿いは断崖と奇岩が連なる「小袖(こ そで)海岸」、弓なりで穏やかな海岸「十府ヶ浦(とふがうら)」など三陸の海岸美を楽しめます。
また、世界遺産登録を目指す御所野遺跡(ごしょのいせき)は縄文文化の人々の暮らしを感じられる、目下売り出し中の観光スポットのひとつです。
伝統芸能に触れる旅
岩手県北部から青森県南部に伝わる「ナニャドヤラ」。
日本最古の盆踊りと言われていますが、その起源や由来は不明。
毎年8月には、洋野町で「北奥羽(きたおうう)ナニャドヤラ大会」が開催されています。
ほかにも三陸沿岸を2ヶ月かけ巡業する普代村「鵜鳥神楽(うのとりかぐら)」や、二戸市「福田人形まつり」「サイトギ」。
久慈市山形の「闘牛大会」など地域独自の伝統芸能が多く受け継がれています。
久慈市の短角牛は、赤身の美味しい岩手県を代表する和牛のひとつです。
工芸・手仕事に感心する旅
自然の恵みをいかした手仕事が現代にも伝えられています。
久慈市は日本では稀少な琥珀の産出地。
「琥珀博物館」では琥珀の採掘やアクセサリーづくりを体験できます。
地元グルメを楽しむ旅
平地が少なく冷涼な山間部は、古くから小麦やそば、雑穀の栽培が盛ん。
独自の粉もんメニューが豊富です。
- 「へっちょこだんご」
- 「串もち」
- 「そばかっけ」
- 「まめぶ汁」
一方沿岸地区はウニやホヤなどの三陸海鮮が美味しい。
久慈市では伝統漁法「北限の海女」「南部潜り」が受け継がれており、女優ののんさん主演でNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で脚光を浴びました。
昔ながらの製法で作る「のだ塩」も有名です。
県南エリアの魅力
お土産お忘れなく
商店街も大型のショッピングセンターもあり利便性は良いです。
伝統工芸品の漆器「秀衡塗」は多くの地域で作られています。
また、こけしや人形なども多いところ。地酒・地ビールも美味しいですね。
自然を楽しむ旅
一面の田んぼと屋敷林、棚田など農村の風景が美しい場所。
一関市の厳美渓(げんびけい)、猊鼻渓(げいびけい)の渓谷美は舟下りでも楽しめます。
早池峰(はやちね)山、栗駒(くりこま)山などは登山者に人気。
温泉でゆったり旅
温泉も充実していて、昔ながらの湯治場から近代的なホテルまで、楽しみ方もバラエティに富んでいます。
開湯からの歴史も古い場所が多く、今もその人気は衰えていません。
伝統芸能に触れる旅
平泉町には世界遺産、「中尊寺金色堂」(国宝)や「毛越寺庭園」(特別名勝)のほか、「中尊寺境内」、「毛越寺境内附鎮守社跡」、「無量光院跡」等があります。
また、ユネスコ無形文化遺産「早池峰神楽」をはじめ、鹿(しし)踊り、鬼 剣舞などの伝統芸能が伝えられている地域。
奥州市の「黒 石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)」「日高火防祭(ひたかひぶせまつり)」、一関市の「大東大原(だいとうおおはら)水かけ祭り」などの地域独自の行事も面白そうです。
工芸・手仕事に感心する旅
奥州市の「南部鉄器」や「岩谷堂箪笥(いわやどうだんす)」、平泉(ひらいずみ)町「秀衡塗(ひでひらぬり)」は外国人の方にも人気。
また、遠野市の「わら細工」、西和賀町の「アケビカゴ」といった丁寧な手仕事にも感心します。
地元グルメを楽しむ旅
北上川流域は岩手随一の米どころで「もち文化」が受け継がれる場所。
一関市にはなんと 300 種類以上のもち料理があるとか。
毎年初競りで高値が付く「江刺(えさし)りんご」や「二子(ふたご)さといも」「西わらび」などのブランド農産物も豊富です。
10段巻き特大ソフトクリームの「マルカンソフト」などのおやつも有名です!
沿岸エリアの魅力
お土産お忘れなく
仙台市から青森県八戸市の沿岸沿いを結ぶ三陸循環自動車道(通称・三陸道)が全線開通し、車での旅がより便利になりました。
各地で三陸の魚介を購入できるほか、陸前高田市の地酒「酔仙(すいせん)」や大船渡市の銘菓「かもめの玉子」は昔から人気のお土産です。
自然を楽しむ旅
何といっても三陸海岸の勇壮な景色は迫力満点です!
このエリアの各海岸は名勝も多く、散策路も整備されているので、ドライブがてら立ち寄ってみたいですね!
また、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域もこのエリアが中心。
現在はあれから10年以上経過し、復興の様子が見てとれます。
復興のために尽力した地元の方々のパワーを感じられる元気な地域です!
伝統芸能に触れる旅
虎頭と布をかぶりダイナミックに踊る「虎舞(とらまい)」は、沿岸を代表する伝 統芸能。
ほかにも神社の例大祭や夏祭りも盛んに行われています。
アクティビティを楽しむ旅
三陸エリアはどこでも釣りが楽しめます!
沿岸エリアなので当然海釣りファンが多いのですが、三陸特有の地形も相まって、川釣りも盛んです。
鮎、イワナやヤマメといった渓流釣りも面白い。
また、キャンプ場も点在しており、自然豊かな場所でのアクティビティ体験も醍醐味のひとつでしょう。
地元グルメを楽しむ旅
世界三大漁場のひとつ、三陸沖を有する沿岸エリアは、カキ、わかめ、ホタテ、サンマ、鮭などの海の幸の宝庫です。
地方発送を取り扱う店も多いので、旅行後もご自宅で旅の思い出を味わえるのも嬉しいですね!
味噌や醤油、酒蔵などの醸造業も盛んな地域です。
一人旅、小グループの旅行 ここがポイント
新しい旅のエチケット
人ごみを避ける、宿泊施設やショッピング施設での感染防止対策を理解するなど、個々人が意識を高めることで感染リスク低減の相乗効果を期待できます。
新しい旅のエチケット「宿泊編」
宿泊施設で働くわたしたちにとって、お出迎えするにあたり、お客様が必ず立ち寄るフロントやエレベーターまでの導線、客室に至るまで、感染リスクを低減するための消毒・清拭作業は欠かせません。
だからといって安心してはいけないと考えていて、お客様も同様に上記イラストのようにエチケットを守ることで、感染リスクはさらに低減します。
新しい旅のエチケット「交通編」
今年のゴールデンウィークは、各地で混雑が見られ、公共交通機関も乗車率は軒並み上がりました。
ここ数年もの間、コロナの感染防止策にも疲れてきて、徐々にその意識が薄れてきたようにも思えます。
新幹線や電車での移動は、どうしても混雑を回避する方法に限界があり、コントロールが難しいですよね。
岩手県のように、土地が広い地域では、現地でレンタカーを利用するなど、なるべく少人数で行動できる方法を検討してみるのも良いと思います。
新しい旅のエチケット「旅の飲食編」
ここも新幹線などと同様、目的のお店は世界に1つだけなので、人気店はやはり混み合いますね。
なるべく空いているお店を選ぶというのも、どうかなぁと思います(笑)。
現地の美味しい料理、ご当地グルメはぜひとも堪能したいですもんね!
お店側が設けている感染防止策やルールに従うことも大事です。
なるべく黙食を意識して、食べ終わったら早めにお店をあとにするなど、個々人の意識も大切になってくるのではないでしょうか。
新しい旅のエチケット「観光施設・ショッピング編」
わたしが懸念しているのは、商品を手に取ったあと、また売り場に戻されることです。
それが何度も繰り返されるので、一見キレイに見えますが、その商品がたくさんの人の手に触れたものだと思うと少し怖いですね。
丁寧な接客をされているお店であれば、店員さんに取っていただくとか、軽くアルコールスプレーをしていただくなどしたほうが良いかも。
一人旅・小グループ旅 楽しみながらも感染防止の意識を高く
そもそも、大人数での旅行は、このコロナ禍にあってスタート時点から感染リスクが高い。
旅行会社が主催するツアーも、ひと昔前のように30人、40人単位という設定ではありません。
MAXで20名とか。できれば一人参加型での提案が多いようです。
コロナ禍になってからは、複数人のグループでも、ご夫婦やカップル、ご家族単位が多くなりました。
併せて一人旅もよく見かけるようになってきましたね。
徐々に、『新しい旅のエチケット』が浸透してきている証拠だと思います。
- 「いわて旅応援プロジェクト」と「各市町村の宿泊割引」を組み合わせてお得に旅行を楽しみましょう!
- 個々人が感染防止への意識を高めることで、より安全で安心できる旅行が実現します。
- 新しい旅のかたちが浸透してきています。一人旅や小グループ旅のご検討をお願いします!
また、このように旅行者様ひとりひとりのご理解と相まって、都道府県単位、さらには地域単位の旅行代金や宿泊代金の割引制度も充実してきています。
いずれはGoToトラベル(全国的な旅行支援策)の復活につながっていく前段階の施策ですが、その自由度は高いので、現時点での各地方の行政・観光関係者の取り組みも最大限活用したいですね!
「今だけ」の「おもしろい旅」を楽しめそうです(*^^*)
最後までお読みくださってありがとうございました!
またこのような旅行に関する記事を書いていきたいと思っていますので、引き続きお付き合いくださいませ~(∩´∀`)∩