不安障害 闘病6ヵ月 克服のために取り組んだこと
今日は、少し重いテーマで、「不安障害」(SAD)について書いてみました!
半年以上の治療も、ようやくゴールが見えてきて
その振り返りと、克服に向けて取り組んできたことなどを綴ってみました。
- わたしが不安障害を発症して6ヵ月経過した
現在の状況をお伝えしています。 - いよいよ治療を卒業!
克服に向けて取り組んだことをご紹介。 - やっぱり、『継続は力なり』!
続けることの大切さをお伝えしています。
この数日、たくさんのブログを読ませていただき、
わたし自身スターや読者登録をいっぱい(しつこく・笑)させてもらってます!
(お返しや義理だとしても)皆さまからも温かく
レスポンスくださっていますのであらためて感謝いたします<(_ _)>
本当にありがとうございます!
不安障害 闘病6ヵ月の現在
不安障害を発症し、6ヵ月が過ぎました。
(不安障害発症から3ヵ月経過した記事も併せて読んでみてください!)
先月で失業給付の受給も終わり、いよいよ(心身の状態がどうであれ)社会復帰をしないと非常にマズイ状況です。
何より生活していかなくてはならない。
いつまでも病気だからと甘えていられない。
もちろん妻も献身的に支えてくれています。
しかし、彼女の大切な収入をわたしの問題で失わせたくはありません。
本当に頑張ってくれており、そこには感謝しかありません。
自分自身が変わらなければいけない
わたしは、わたしで、強くならなければいけない。
ちょっとしたこことで、傷つき、不安になり、悶々としかめっ面ばかりして過ごしているようでは、きっとこの先も何ひとつ変わりません。
精神疾患の治療には時間がかかるといわれる所以は、様々な角度でマルチに克服していかなければならないところからきていると思います。
妻や周囲からは出来る限りの力で支えてもらっているので、わたしは少しずつでもこれから恩返ししていかなければなりません。
そういう “焦り” もありますし、もう45歳という年齢から働ける時間も限られています。
せめて老後は夫婦で穏やかに過ごしたい。
何も変わらずこのままでは、そんなささやかな願いすら叶わなくなってしまいます。
虎視眈々と
なんだか冒頭からしんみりしてしまいましたね。
でも、どちらかというとポジティブな感情ではあります。
虎視眈々とという表現が相応しいか分かりませんが、静かですけど、元気だったころのような、前向きな気持ちが芽生えてきたことを実感しています。
ゆっくりでも、そのチャンスは掴みたいです。
先日、治療のための通院で、やっと医師から卒業の見極めをいただいてきました。
“一番軽い” 抗うつ薬をさらに半分にしたものを処方され、「これはお守り代わり。あとは自分のタイミングで終了にしてください。」と仰っていただきました。
たかが6ヵ月ですけど、いやいや、長かった ……
この先 “再発” への不安
精神疾患で何年も治療している方は多いと聞きします。
個人的には半年でも、この心の苦しみに耐えるのは本当にしんどかったです。
発症時はわたし自身も、1年、2年と治療に時間がかかるのではないかと身構えたほどですけど、3カ月くらい経過したときには既にキツかったですもんね。
この先、再就職が叶っても、新しい職場や対人関係がうまくいかずに、また失敗する恐れもあります。
正直いうと、「またどこかのタイミングで不安障害がぶり返すんじゃないだろうか …… 」って、内心ドキドキしています。
自分を強くするトレーニング
病気の再発への恐怖を感じながら、
そうならないためにも、自分自身を強くするため、自己トレーニングに取り組んでいます。
不安障害を克服した(ということにしておきましょうw)背景には、もちろん投薬治療は欠かせませんでした。
そして、それと同じくらいに快復へ貢献してくれたものは『ウォーキング』と『アファメーション』です。
雨でも雪でも歩け!歩け!
社会復帰したときに体力が十分でないと、体力面もそうですが、精神面でも弱いままだろうと思い、体力づくりのために4ヵ月ほど取り組んでいるのがウォーキングです。
体力を強化すること以上に、収穫があったと感じたことがあります。
天候に関係なく毎日続けたことにより逃げない心・諦めない心みたいなタフな精神力が養われてきたことです。
それは、小さな壁にぶち当たったとしても、立ち止まらず乗り越えていこうという気持ち、すなわち『 自信 』につながっています。
雨でも雪でも、びしゃびしゃになりながらも毎日歩き続けてきた。
その経験は、ちょっとのことではいちいち動じない心を育んでくれています。
ちなみに「ウォーキング」や「トレッキング」、「森林浴」などに関するアクティビティな内容の記事も書いていますのでご覧になってくださいね(∩´∀`)∩
アファメーションの実践
あとは、モチベーション維持や些細なことでいちいち落ち込まないように、楽しい日々・嬉しい日常をイメージする習慣を身に付けたことでしょうか。
いわゆるアファメーションの取り組みです。
「引き寄せの法則」がブームになったころ、流行った言葉ですね。
引き寄せを100%信じてはいませんが、10年ほど前にハマった経験があります。
そのときに学んだアファメーションの取り組みを復活させてみた感じですね。
相手はわたしを尊敬してると思いこむ
特に対人関係で、今までは、
「この人(相手)は、どうせ自分のことを “つまらない奴” 、“取っつき難い奴” だと思っているんだろうな …… 。」
と、勝手にネガティブな感情を抱いて接していました。
しかし、1秒先の未来だって、実は何が起こるかなんて誰も分かっていないことと同様、相手は自分のことに対してどのような印象を持っているかなんて分かっていないんですよね。
そこで、これからの未来や相手の心の内を、『自分に都合よく解釈してしまう』ことにしたのです。
人と会話をしているときも、自分に都合よく、
「あぁ、この人と話をしていると面白いな・気持ちいいな」
「この人の人生経験の話はためになるな・勉強になるな」
と相手はそんな風に思ってくれているはずだと(笑)。
相手は自分のことをそのような印象で見てくれているんだろうな、と勝手に決めつけました。
そうすることで、多少時間はかかりましたが、なぜか会話がスムーズに運んだり、わたし自身も楽しくおしゃべりできるようになったのです。
今では本当に(現実に)気持ちの良いコミュニケーションを構築できています。
気持ちが乗らないときは無関心で良い
でも、やはり、そこは人間ですから。
そんなことを言っても日々気持ちの浮き沈みはあります。
多少落ち込んでいるときに無理やりポジティブな気持ちになろうとしても難しい。
そういうときにコミュニケーションをはかる場合は、
『相手はロボット。心が無くわたしに関心がない。』
『会話が終わればこの人と二度と会うことはない。』
と、心の中でつぶやき(笑)、その場をやり過ごすことにしています。
この『 “相手は自分に無関心だよ” アファメーション 』もなかなか良いですね。
あとから、変に、相手と過ごした時間を振り返ろうとしません。
わたしも相手に対して無関心でいられますから気持ちのスイッチを切り替えられやすい感じがします。
アファメーションはいつやっているか
朝目覚めて、ベッドの中でまどろんでいるときに、アファメーションを発動させます。
(“発動” て…(笑) ただイメージしてるだけです)
- 今日1日、人とのコミュニケーションが、
とても華やかで仲良く楽しい雰囲気。 - 美味しい食事を作り、面白いテレビ番組を
視ながらお酒もすすみ食卓は明るい雰囲気。 - 生涯をかけて熱中できる仕事や趣味を
楽しんで、毎日が充実しているイメージ。
そんな日常を想像しながら(時間にして5分くらいでしょうか)、ようやく目が覚めてベッドから起き上がります。
寝室から出て、一番にうがいをするため洗面台へ向かうのですが、そこはいつもと変わらない現実というか、日常の中です。
それでも1秒先は何が起こるか分からない。
誰も知っているわけがないのですから、アファメーションと同じ世界が待っているかもしれません。
なるべくそう強く思うようにしています。
まだ、そういう、明るくて楽しい世界には入っていないようですが、毎日アファメーションを繰り返すことで、
『なぜいつもと変わらない日常なのだろう … ?』
と、イメージしている世界と現実の世界とのギャップに不思議な感覚を覚えるようになってきました。
こうなってくると、多分、アファメーションの世界が現実の世界に入れ替わるときが近づいてきているのだと思います。
…… 、すみません、なんか、スピチュアルな話になってきたので、このへんにしておきますね(笑)。
現実主義の方には(わたしもどちらかというとそうです)、あまり興味のないストーリーかも知れません。。。
でも、アファメーションが必要かどうかは分かりませんけど、どうせ誰も未来に何が起きるかなんて知らないので、都合よくポジティブに捉えておくのは悪くないかも知れませんね(*^^*)。
まとめ
さて、なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、わたし流の不安障害克服法のまとめとします。
- 取り組んでいることを続けることで
精神力を養うことができました。
(私の場合ウォーキング) - 人と接するとき、相手が抱く自分への印象を
勝手に書き換えて都合よく解釈しました。 - 明るく楽しい毎日を送っている自分を
毎日イメージして前向きな心を想像します。
(アファメーションの実施→毎朝)
たとえば、この先再就職が叶って、経済面での不安が薄らいだとしても、これで解決したと思い込まずに、上記の取り組みは続けようと思っています。
何ごとも、近道はありませんからね(*^^*)。
若いころは、早く成功に辿り着こうと『別の何か』を探し求めては、失敗を繰り返してきた苦い経験がそのことを教えてくれています。
上手に出来なくても、例え短時間でも、毎日続けることで変わることを今では信じています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう~(∩´∀`)∩