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【オミクロン株・国内初確認】その特徴とは?飲み薬に期待!ワクチンは有効性低い?

【オミクロン株・国内初確認】その特徴とは?飲み薬に期待!ワクチンは有効性低い?

POINT

WHOの発表からたった6日で新たな変異株「オミクロン株」が11月30日国内で初確認されました。

オミクロン株の毒性などの危険性や、新薬、ワクチンの有効性について調べてみました。
また、国内の感染状況が落ち着いている昨今、第6波に対する準備に少し気の緩みが生じてはいないか?という不満も少しだけ語らせていただいています(笑)。

2011年11月30日 オミクロン株国内初確認

ナミビアから成田空港に到着した30代男性が、11日30日新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に感染していたことが分かり15時30分過ぎに各ニュースサイトで一斉に報じられました。

まぁでも、関連記事についてはアクセスランキングでも夕方には順位を下げ始めましたし、これは私の勝手な想像ですけど、日本でのオミクロン株確認については正直「想定内」だったのだと多くの方が思っていたんじゃないでしょうか。時間の問題というか。

独自の旅行支援策やGoTo復活とか、少し油断しすぎでは?

しかしこの報道は、9月末日に第3回緊急事態宣言が解除されて、様々な感染防止対策に係る制限も緩和されていた矢先の出来事で、またピリリと緊張感を与えるかたちになりそうです。
国内旅行では各都道府県が独自の旅行支援策を展開し、来年からはGoToトラベルの復活と、観光市場に光明が差し込んでいたところでした。

今までも、ウイルスがより強力に変異したことで感染拡大が深刻な問題になり様々な対策をしてきたのは、つい最近のことです。
ワクチン接種が進み、新規感染者数も落ち着いてきていることから、なぜ最後の一手である「封じ込め」を目指さず、やれ旅行代助成だ、やれGoTo復活だ、と気を緩めてしまうのか…。

文字通り第6波の新たな波が近づいているのに、浮かれてる場合ではないんじゃない?と、私は思ってしまいます。

新型コロナウイルス変異株一覧

新型コロナウイルス変異株一覧 - 出典東京都健康安全研究センター

オミクロン株とは

南アフリカが2021年11月24日に、世界保健機関(WHO)へ初めて報告した新型コロナウイルスの変異株です。

日本の国立感染症研究所は「懸念すべき変異株」に指定しており、最も高い警戒度レベルに引き上げていました。

特徴としては、「スパイクタンパク質」約30カ所の変異が確認されており、強い感染力を持つ恐れがあるほか、ワクチンの効果を低下させる免疫回避の懸念もあるそうです。
また、オミクロン株は人体の細胞に侵入する際の表面の突起に変異が際立って多いのがだそうです。
感染力の増大、ワクチンや抗体薬が効きづらくなる恐れが指摘されています。

ただ、重症化しやすいか否かも含め、特性はまだ充分に明らかにはなっていません。

WHOへの報告からわずか6日

WHOへの報告からわずか6日後にわが国で確認されたことは、恐ろしく早いペースで感染拡大が起きていることを知らしめているようです。

さて、このオミクロン株確認を受けて日本は今後どういった対応をとっていくのか、ということになります。

先ほども書きましたが、ワクチン接種も進み様々な制限が解除されつつあり多少なりとも安心や気の緩みといった心理は働いていると思います。
その中で、制限や緩和を改めてまた厳しい措置を講じるのか、はたまたオミクロン株への感染拡大如何をもって(拡大は時間の問題だと思いますが)、対策の見極めに入るのか、岸田新総理の感染防止対応に注目したいところです。

それ以前に、旅行や遠出の自粛や、引き続きの感染防止対策をしながらの生活は、私たち国民一人一人が今一度その重要性を真に理解し実践することが肝要かとは思いますが…。

オミクロン株対応薬やワクチンの有効性

ファイザーは飲み薬「パクスロビド」に自信

アメリカの製薬大手「ファイザー」のCEOは、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、新たな変異株「オミクロン株」にも有効である可能性が高いとの認識を示しました。(2021年11月30日放送より)


【公式】日テレNEWS

「開発中」ってのが、正直引っ掛かりますね(笑)。まだ存在していない薬ですよねー?って感じなんですが、開発はどのくらいまで進んでいるんだろうか?

で、仮に開発されたとしても、日本で認可が取れて私たちが服用できるようになるまでどれくらいの時間が必要なんだろう?
正直、すでにオミクロン株が蔓延してから、って感じしますね。。。

ワクチン100日以内に出荷?ほんと?

しかしファイザーは、この飲み薬が有効でなかったときに備え、引き続き薬の開発に取り組むとも。
そして対応ワクチンについては100日以内に出荷できると強調していますが、現時点で期待に値するその根拠が分かりませんね。え、いつから100日以内なん?
飲み薬が効くか効かないかも分からないうちに、ワクチンは100日で出荷できるっていうのがよく分かんないっすね。

モデルナは消極的でも「今できること」に取り組む姿勢

一方で、モデルナ側は、既存のワクチンはオミクロン株に対して有効性が低下する可能性が高いとおっしゃっています。

そのうえで、従来の半分に減らしている追加接種の投与量を元に戻すことが、今すぐに実行に移せる最初の防御策だとの認識を示しました。

私もモデルナCEOの考えが現実的かなと思います。
ファイザーを非難するつもりはないのですが、報道を見る限りでは科学者らしからぬあいまいなコメントがいまいち気に食わない感じです(笑)。

まとめ

今回の記事のおさらい
  • 成田空港に到着した30代男性が11日30日、新たな変異株「オミクロン株」に感染していたことが分かりました。
  • オミクロン株とは、南アフリカがWHOへ初めて報告した新型コロナウイルスの変異株です。
  • 国立感染症研究所は「懸念すべき変異株」に指定しており、最も高い警戒度レベルに引き上げていました。
  • 特徴は、「スパイクタンパク質」約30カ所の変異。強い感染力の恐れが懸念されており、感染力の増大、ワクチンや抗体薬が効きづらくなる恐れも指摘されています。
  • 重症化しやすいか否かも含め、特性はまだ充分に明らかにはなっていません。
  • ファイザーCEOは、飲み薬と新たなワクチン開発に自信をのぞかせています。
  • 反対にモデルナCEOは現状のワクチンでは有効性が低い恐れがあることを示しました。

オミクロン株に限らず、世界では今日まで様々な変異株による脅威にさらされてきました。

わが国の感染状況は今のところ一旦は落ち着いているように見えますが、世界全体で見ると今まさに第6波は大きな波を形成しています。

私たちは今までの5波から何を学び、今後その教訓をどう生かしていけば良いのか、真剣に考えて実行していかなければ、いずれ来るとされる第6波に飲み込まれてしまいかねません。

今一度、個々でできる対策をしっかり実行していきたいですね!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ではまたっ!

こたつ@このブログを書いてる人
寒くしないでね (*^^*)
また遊びにきてね~